西部交流センターの新築 4件分離で秋発注(水戸市)

[2021/6/24 茨城版]
 水戸市は本年度から西部いきいき交流センター(仮称)の新築工事に着手する。老人福祉と子育て支援の機能を併せ持つ複合施設として整備し、規模はRC造2階建て延べ1779平方mで計画。事業費は21-23年の3カ年の継続費で総額7億1500万円を確保した。工事は建築と電気設備、給排水設備、空調設備の4件に分割して実施する。発注時期は秋ごろを予定し、工事契約案は12月議会に諮る予定だ。

 西部いきいき交流センター建設事業は、老人福祉センターと子育て支援施設の機能を有する複合施設を西部地区に整備するもの。基本・実施設計は荻建築設計事務所(水戸市)が担当している。

 建設場所は河和田3丁目地内の旧河和田保育所跡地とし、敷地面積は2858平方m。施設の構造はRC造2階建ての耐火建築物で、ピロティ駐車場(266平方m)を含む延べ面積は1779平方m程度となる。

 施設は老人福祉センター部門と子育て支援部門、共用部門で構成。老人福祉センター部門には、▽作業室▽研修室▽会議室▽多目的ホール▽相談室▽焼窯室▽和室▽湯上り休憩スペース▽脱衣室(男・女)▽脱衣室トイレ(男・女)▽浴室(男・女)──などを整備する。

 子育て支援部門には、多目的ルームやプレイルーム、授乳室など、既存の老人福祉センターにはなかった機能を配置。共用部門には、▽多世代交流スペース▽健康・育児相談室▽事務室▽湯沸室▽トイレ(男・女)▽多目的トイレ▽玄関▽エレベーター──などを盛り込んだ。

 駐車場については50台分を確保。このうち、ピロティ付近に車椅子利用者用2台分や、ベビーカー利用などの子育て利用者に配慮したスペース約8台分も整備する。駐輪場は20台分を確保している。このほか、受水槽式給水や太陽光発電システム、寝台用エレベーター、床暖房装置なども整備していく。

 施設の運営方針については、高齢者が住み慣れた地域で可能な限り自立し、健やかに安心して生活が送れるよう健康寿命の延伸を図るため、健康づくりや教養の向上、介護予防、社会参加の促進など、いきいき交流センター本来の機能を備える施設とした。さらに、子どもと接することが高齢者の生きがいづくりにつながることから、子育て支援の機能を新たに追加し、子育て中の親子が当施設を日常的に利用することで、高齢者と子どものふれいあいの拡充と、高齢者が子育てを支援できる機会の創出を図っていく。

 地域との連帯活動方針では、地域社会との交流を図り、さまざまなニーズを拾い上げて事業計画にフィードバックしていく。また、地域住民同士が触れ合い、支え合っていくきっかけを提供し、新たなネットワークづくりに施設を活用することが狙いとなっている。

 発注見通しによると、工事は建築と電気設備、給排水設備、空調設備工事の4件に分割して発注する。発注方法はすべて一般競争入札となり、秋ごろにも発注する見通しだ。

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