公募型プロポを開始 図書館など複合施設の設計(桜川市)

[2021/7/28 茨城版]
 桜川市はこのほど、「複合施設建設事業(仮称)基本設計業務」に係る公募型プロポーザルを公示した。このプロポーザルは新中央図書館と岩瀬中央公民館、岩瀬支所の機能を併せ持つ複合施設建設に向けた基本設計を行う。委託予定額上限は税込3020万6000円とし、履行期間は22年3月18日までに設定した(プロポーザルの概要は21日付公告欄に掲載)。参加表明書の提出は8月27日午後5時必着、技術提案書の提出期限は9月15日午後5時となる。最優秀者と優秀者の特定は11月10日に発表する予定だ。なお、この業務は実施設計・施工一括契約方式を採用する予定で、基本設計受託者は、別途選定する施工予定者と設計・施工共同体を結成することが求められる。建設工事は夏ごろに着手する予定で、24年3月の完成を見込む。

 建設場所は岩瀬中央公民館の立地する桜川1丁目地内の敷地7790平方mとし、既存施設解体後に新施設を整備する。新施設は市内初の単独図書館となり、ICTを核とした新時代の生涯学習拠点の整備と「新しいライブラリとデジタルミュージアムの創出」を目指す。

 複合施設の構造・規模はPC造またはRC造で、延べ面積は約3500平方m程度を想定しており、図書館機能に約1500平方m、公民館機能(支所機能を含む)に約2000平方mを確保した。新図書館は電子図書を含めた蔵書数約10万冊程度とする予定だ。事業費の総額は21億5000万円とする。このうち、実施設計委託料には7048万8000円程度、駐車場や外構を含めた工事費には約16億円を投じる。

 参加資格は、市の設計業務に係る入札参加有資格者で、建築士法に基づく一級建築士事務所の登録を行っていること。茨城県に本店があるか、または栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県のいずれかに本店がある事業者で、茨城県に本店がある事業者と設計共同体を結成することなどが条件となる。

 参加スケジュールは、質問の受付は8月31日午後5時まで、技術提案書の提出期限は9月15日で、第一次審査は9月25日に選定委員会で書類審査を行い、5者程度を選定して30日に結果を発表。第2次審査は10月30日に実施し、最優秀者と優秀者を1者ずつ選定する。審査結果は11月10日に発表する見通しだ。

 審査の基本方針は、市の総合生涯学習拠点として、機能性を重視し、事業計画に掲げる整備方針と一致する優れた提案であることや、将来的な財政負担を考慮し、イニシャルコストとともにランニングコストにも配慮したもの。華美なデザインでなく予算の範囲内での創意工夫により、市民の交流や活動の拠点として、誰もが利用したくなるような明るさや楽しさが感じられるデザインであることなどを求めている。第一次審査で最も重視するのは、施設配置および機能構成、デザイン、コストの低減の3点とする。

 基本設計の概要は、利用者や関連事業者とのワークショップの開催をはじめ、施工者公募のための基本工事費概算の算出(12月中旬時点)、現公民館の解体設計・積算業務などとなる。

 事業全体のスケジュールとしては、11月上旬には基本設計へ着手し、22年1月上旬には施工者の公募に入る。2月下旬には実施設計・施工一括契約を締結し、4月から10月に実施設計を策定する。建設工事は夏ごろに着手する予定で、24年3月の完成を見込む。完成後に準備作業を進めて、24年6月ごろの開館を目指していく。

 なお、詳細は市長公室企画課公共施設建設室(電話0296-58-5111)まで問い合わせること。

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