土浦BP整備を推進 主要事業 恋瀬川で橋梁下部工(県土浦土木)

[2021/8/4 茨城版]
 県土浦土木事務所(大石直人所長)はこのほど、本年度の主要事業をまとめた。道路整備では、国道125号つくばバイパスや国道354号土浦バイパスなどの整備を推進していく。河川整備では恋瀬川で橋梁撤去や橋梁下部工、河道掘削を行う。このほか、霞ヶ浦総合公園での空調施設改修工事や洞峰公園での井水ろ過装置更新工事、つくばエクスプレス沿線での土地区画整理事業などを盛り込んだ。

 同事務所の事業方針は、国道125号や354号など広域的な幹線道路網の整備や、災害から県民の生命財産を守る河川整備、災害時の防災拠点としても活用できる都市公園の長寿命化対策、安全快適な交通を確保するための道路維持修繕について、予算の効率的・効果的な執行に努めながら、事業の推進を図っていくとした。また、つくばエクスプレス沿線の基盤整備を担い、良好な居住空間を有するまちづくりを計画的に推進するため、土地区画整理事業も行っていく。

 このうち、国道125号つくばバイパス事業(つくば市田中から寺具)では、常磐自動車道土浦北ICや筑波山地域へのアクセス機能強化と、つくば市北部の渋滞緩和を目的に実施する。本年度は用地買収と交差点改良舗装工事を行う。

 全体計画は延長5920m、幅員25/14mで、総事業費は112億円と試算。進捗率は93%となる。

 国土354号土浦バイパス(土浦市若松から手野町)事業は、鹿行地域方面から常磐自動車道土浦北ICへのアクセス機能強化と、土浦市内の渋滞緩和のために4車線化を進めている。

 本年度は箱型函渠工事と道路改良舗装工事、道路改良工事などを実施していく。全体計画は延長5840m、幅員25/13m、総事業費162億円。進捗率は95%となっている。

 桜川土浦潮来自転車道(つくば霞ヶ浦りんりんロード)では、だれもがサイクリングを楽しむことができる日本一のサイクリング環境構築を目指し、自転車道整備を推進していく。

 本年度は自転車道整備工事と用地買収を予定する。全体計画は延長44km、幅員は3~4m、総事業費16億円に設定した。事業の進捗率は48%となる。

 都市計画道路新都市中央通り線(つくば市下萱丸から谷田部)事業は、つくば市中心部を起点に、つくばエクスプレス沿線の各開発地区を結び、新たなまちづくりの促進や県南地域の連携強化を図るため、バイパス整備を推進している。

 本年度は道路改良工事と地盤改良工事を行う。全体計画は延長594m、幅員30/13mで、総事業費に18億円を投じる。進捗率は83%となる。

 恋瀬川では、中上流部で台風による大規模な浸水被害が発生したことを受け、16年に国補事業区間を6.4km延伸し、浸水被害解消に向けた整備を進めている。

 本年度は橋梁撤去と橋梁下部工、用地補償、河道掘削工事などを予定する。全体計画は延長16.8kmで、総事業費は129億円と試算している。進捗率は62%となっている。

 霞ヶ浦総合公園と洞峰公園では、利用者が安全・安心に利用できる公園にするため、長寿命化計画に基づいて施設の更新を行う。本年度は霞ヶ浦公園で空調施設改修工事、洞峰公園で井水ろ過装置更新工事と照明灯改修工事を予定する。

 土地区画整理事業では、伊那・谷和原丘陵部地区と島名・福田坪地区、上河原崎・中西地区を対象に整備を行う。

 伊奈・谷和原丘陵地区は整備が完了したため、本年度は県有地の管理を行う。残る2地区については昨年度に引き続き造成と区画道路工事、物件移転補償などを予定する。進捗率は島名・福田坪地区が81%、上河原崎・中西地区が69%となっている。

 仮称・上曽トンネル整備事業(受託事業)では、上曽峠区間の幅員狭小や線形不良、急峻などを受けてトンネルを含めたバイパス整備を行い、車両通行の安全性と地域交流の促進を目的とする。

 本年度はトンネル本体工事と道路改良工事、道路環境調査を実施していく。全体計画は延長約5.5km(うちトンネル延長3.5km)、トンネルの幅員が8/6.5mで、あかり部の幅員が10.5/6.5m。総事業費は123億7000万円とし、うち石岡市分は71.2億円となる。事業の進捗率は石岡市分で36%となっている。

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