乙戸川で橋梁工事 主要事業 圏央道関連の整備推進 (県竜ケ崎工事)

[2021/8/5 茨城版]
 県竜ケ崎工事事務所(生田目好美所長)はこのほど、本年度の主要事業をまとめた。主なものでは、圏央道関連アクセス道路の整備として、土浦龍ケ崎線バイパスをはじめ8路線10カ所の整備を推進する。また、国道294号での取手拡幅や、乙戸川の橋梁工事、相野谷川での橋梁下部工委託などを盛り込んだ。また、阿見吉原土地区画整理事業では西南工区での土地販売と事業地管理を予定する。

 同事務所管内には、4カ所のICが設置されていることを受け、より利用しやすく、整備効果を最大限に発揮するために各ICへのアクセス道路として、土浦竜ケ崎線バイパスや竜ケ崎阿見線バイパスなどの整備を進めている。

 このうち、土浦竜ケ崎線バイパス整備事業(阿見町実穀から牛久市岡見町)では、渋滞緩和を図ることを目的に整備を実施している。

 本年度は改良舗装工事と用地買収を行う。全体計画は延長5350m、幅員25mから30/13mで、総事業費は109億円と試算。進捗率は73%となっている。

 土浦稲敷線バイパス整備事業(阿見町実穀から上長)では、ひたち野うしく駅周辺で開発されている住宅団地から竜ケ崎阿見線バイパス沿線の阿見東部工業団地や阿見吉原土地区画整理事業などへのアクセス向上を目的とする。

 本年度は橋梁下部工事と改良舗装工事、用地買収を予定する。全体計画は延長3270m、幅員34/13m、総事業費50億円となる。進捗率は60%となる。

 竜ケ崎阿見線バイパス整備事業(牛久市正直町から久野町)では、千葉県と本県との広域的な連携の強化を図るために整備を行う。

 本年度は測量と設計、用地買収などを実施していく。全体計画は延長3000m、幅員23/13mで、総事業費は82億5000万円。事業の進捗率は4%となっている。

 美浦栄線バイパス整備事業(牛久市島田町から龍ケ崎市白羽)では、千葉県と本県の広域的な連携強化を図るために整備を実施していく。

 本年度は測量と設計、用地買収を行う。全体計画は延長3400m、幅員23/13mで、総事業費は90億円と試算。進捗率は2%となる。

 江戸崎新利根線バイパス整備事業(稲敷市羽賀から佐倉)では、現道の幅員が狭く通行に支障をきたしていることからバイパス整備を行う。

 本年度には用地買収と地盤改良工事を予定。全体計画は延長5400m、幅員18/6.5m、事業費は65億円となる。事業の進捗率は78%となっている。

 江戸崎下総線整備事業(稲敷市桑山から河内町平川)では、現道の沿道に人家が連坦し、幅員が狭く歩道がないことを受け、拡幅とバイパス整備を行う。

 稲敷市桑山地内では、本年度に改良舗装工事を行う。全体計画は延長1200m、幅員10mから16m/6mから6.5mで、総事業費17億円。進捗率は99%となる。

 一方、稲敷市桑山から河内町平川区間では、本年度に測量・設計を予定。全体計画は延長2700mで、事業費は28億円と試算。進捗率は6%となっている。

 竜ケ崎潮来線バイパス整備事業(稲敷市下太田)では、現道の幅員が狭く、歩道も一部ないことから整備を行う。

 本年度は道路改良工事と用地買収を実施していく。全体計画は延長3260m、幅員14mから18/6.5m、事業費は30億円。事業の進捗率は94%となる。

 国道125号大谷バイパス・桜川バイパス整備事業では、線形不良による渋滞が発生しているほか、歩行者の通行危険個所も存在していることから、整備を行う。

 このうち、大谷バイパス(稲敷市佐倉から美浦村大谷)では本年度に用地買収と改良舗装工事を予定。全体計画は延長2600m、幅員25/13m、総事業費63億8600万円に設定。進捗率は90%となる。

 桜川バイパス(稲敷市阿波から神宮寺)では、本年度に用地買収と改良工事、測量、設計などを実施していく。全体計画は延長2400m、幅員23/13m、事業費は37億円。事業の進捗率は74%となっている。

 一般国道の整備では、国道294号で取手拡幅(取手市白山から寺田)を行う。この拡幅は取手市街地で幅員が狭いために渋滞が発生していることや、変則交差点による危険箇所が存在することを受けて実施する。これまでに寺田地区400mで4車線整備が完了し、白山地区660mで暫定3車線整備が完了。今後は取手市区間の早期供用を目指して整備を進めていく。

 本年度は用地補償を予定。全体計画は延長4230m、幅員25/13m、事業費は100億円を試算。進捗率は2%となっている。

 河川改修のうち、乙戸川では中・下流部の流域断面不足や、上流部での市街化の進展・都市下水路からの流入増に対応するため、河川改修を進めている。現在は桂川との合流部までの区間での整備が完了し、今後は合流部から上流の改修を進めている。

 本年度は橋梁工事を実施する。全体計画は延長1万2700mで、事業費は79億5000万円と試算。進捗率は42%となる。

 相野谷川では洪水被害の軽減やまちづくりの支援のため、河川改修を進めている。JR常磐線を含む下流側約2.2km区間については概成しており、現在はJR常磐線橋梁の上流3.2km区間の整備を行っている。

 本年度は国道6号迂回路設置工事と橋梁下部工事を予定。なお、いずれの工事も国土交通省に委託する。全体計画は延長5375mで、事業費は123億0400万円に設定。進捗率は83%となっている。

 阿見吉原土地区画整理事業は、県南地域の新たな交流拠点として、県有地の処分推進で健全な市街地の形成を図っていく。なお、東工区はすでに換地処分済みであり、西南地区についても昨年に換地処分を実施した。

 本年度は西南地区で土地販売と事業地管理を行う。進捗率は95%となっている。

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