事業者公募を開始 洞峰公園でパークPFI(県都市整備課)

[2021/8/12 茨城版]
 県都市整備課はこのほど、洞峰公園におけるパークPFI制度などを活用した整備運営事業者の公募を開始した。今回の公募では洞峰公園全域を対象とし、公募設置管理制度(パークPFI)と指定管理者制度を併用することで、民間事業者の活力とアイディアを活かした公園整備を目的とする。事業提案書は9月27日から30日まで受け付け、11月上旬にも事業者を選定する見通しだ。

 洞峰公園はつくば市二の宮地内に位置し、研究学園都市にふさわしい総合公園として、自然樹林や洞峰沼を活かしつつ、スポーツやさまざまなレクリエーション活動が楽しめるオープン施設として整備してある。20haの敷地内には屋内温水プールやテニスコート、体育館、多目的フィールド、野球場、新都市記念館、駐車場(北160台、南172台)などを配置する。

 今回の公募では、洞峰公園全域を公募設置管理制度と指定管理者制度を併用し、同一事業者に一括して管理運営を委託する。それにより、民間事業者の活力とアイディアの活用や、地域と連携することで洞峰公園を「研究学園都市にふさわしい総合公園として、自然樹林や洞峰沼を活かしつつ、スポーツやさまざまなレクリエーションが楽しめる拠点」とすることを目的とする。

 実施する事業としては、パークPFI制度を用いて、飲食・売店などの収益施設(公募対象公園施設)と、園路および広場などの公園施設(特定公園施設)の整備・運営を行うとともに、残る区域に指定管理者制度を導入し、維持管理と運営を委託する。

 パークPFI制度では、必須提案として公募対象公園施設と特定公園施設の整備運営を掲げ、任意提案として利便増進施設の整備運営を行うことを明記。このうち、公募対象公園施設は、公園利用者のための休養施設や遊戯施設、運動施設、教養施設、便益施設などを想定。特定公園施設では、公募対象公園と一体的に利用する園路や広場などの整備運営に加え、駐車場の拡張整備なども実施する。

 利便増進施設では、自転車駐輪場や広告塔、看板などの整備運営を想定している。

 指定管理者制度の必須提案には、指定管理業務と自主事業を挙げる。指定管理業務はパークPFI区域を除く公園区域の管理運営を行う。自主業務では、指定管理の魅力向上や利用促進、公園利用者のサービス向上、その他施設の機能増進や活力化につながる事業のほか、催事の企画運営、広報などを盛り込む。

 PFI導入による効果として、公募対象施設の収益還元により、特定公園施設の整備と管理運営の費用に充てるほか、指定管理業務の県負担額が軽減することが期待できる。また、施設の一元管理による活用方法の拡大や賑わい創出、周辺地域の活性化も期待しているという。

 なお、昨年度に実施した洞峰公園のマーケットサウンディング調査には、現地見学・説明会に15者、事業提案書提出・個別対話に10者が参加。ハード整備については、飲食施設やアウトドア施設、スポーツ施設、ウエディング施設、コワーキング施設、eスポーツ施設などの提案を受けた。また、ソフト対策ではマルシェ開催やスポーツ教室、サイエンス教室、夜間ライトアップ、防災支援などの意見が出た。

 事業期間は22年4月から42年3月末日までの20年間に設定。なお、この期間には設計と工事、事業終了前の公募対象公園施設の解体・現状復旧にかかる期間も含む。

 応募資格は茨城県内に拠点となる事務所を有し、公募対象公園施設の施設業態と同様の施設の運営実績と、都市公園または都市公園と類似した施設の管理運営実績などが求められる。

 現地見学と説明会参加申込期限は17日とし、整備運営事業提案は9月27日から30日まで受け付ける。その後、書類審査とプレゼンを行い、11月上旬にも選定結果を通知する予定だ。

 公募に関する問い合わせは県土木部都市局都市整備課公園緑地担当(電話029-301-4655)まで。

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