コミセン建設で設計 実施計画 那珂川河川敷に親水広場(那珂市)

[2021/8/21 茨城版]
 那珂市はこのほど、第2次総合計画に基づく21年度から23年度までの実施計画をまとめた。計画では、市民の目線に立って「活力あふれる那珂市」の実現を目指すとともに、「可能性への挑戦~那珂ビジョン~」に位置付けた取り組みの進捗状況の管理も併せて行う。本年度は2点の重点見直しテーマを設定。主要事業には四中学区コミュニティセンター整備事業で実施設計を策定するほか、かわまちづくり支援制度活用事業で河川敷へ親水広場の整備を行う。このほか、菅谷西小学校と第一中学校の大規模改造事業や、新たに菅谷飯田線道路整備事業に着手する。これらの事業費には、21年度に146億3590万円、22年度に165億7121万円、23年度に150億6356万円の3カ年で合計462億7067万円を投じる見込みだ。

 実施計画は、第2次総合計画のまちづくりの基本理念に基づいてまとめた。基本理念は、[1]すべての人が安心して住み続けられるまちづくり[2]共に助け合い支え合う、すべての人にやさしいまちづくり[3]すべての人が輝く、賑わいのあるまちづくり──としている。また、▽みんなで進める住みよいまちづくり▽安全で快適に暮らせるまちづくり▽やさしさにあふれ生きがいの持てるまちづくり▽未来を担う人と文化を育むまちづくり▽活力あふれる交流と賑わいのまちづくり▽行財政改革の推進による自立したまちづくり──の6つの施策を掲げた。

 本年度の主要事業としては、四中学区コミュニティセンター整備事業やかわまちづくり支援制度活用事業、菅谷西小学校と第一中学校の大規模改造事業、菅谷飯田線道路整備事業を推進する。

 四中学区コミュニティセンター整備事業は、21年度に桜設計事務所(水戸市)で実施設計を策定するとともに、用地の取得を進める。22年度には敷地の造成工事を行うとともに、本体工事に着手する見込みだ。建設場所は菅谷地内のスーパー「かわねや」の東側で、敷地面積は9869平方m。建物の規模はRC造2階建て、延べ面積1801平方mを見込む。

 かわまちづくり支援制度活用事業は、那珂西大橋下流左岸の那珂川河川敷に公園を整備する。整備場所は戸多地区の戸河原河川敷で、防災訓練や屋外スポーツの場として活用する。本年度は北側の出入口付近にトイレを建設するとともに、倉庫や親水広場、水遊び場などの整備を行う予定で、23年度の供用開始を目指す。整備面積は約6haとし、市では多目的広場をはじめ、ワンドや堤防美化(桜堤)、駐車場、水遊び場、船降ろし場を整備する。詳細設計は日水コン(東京都新宿区)で策定した。

 菅谷西小学校と第一中学校の大規模改造事業は、21年度に実施設計を策定し、22年度に工事を行う予定だ。菅谷西小学校では体育館(RC造平屋一部2階建て、延べ1000平方m)を対象とし、実施設計は根本建築設計事務所(水戸市)で策定。第一中学校では武道場(S造平屋、面積401平方m)の工事を行う。実施設計はパル綜合設計(水戸市)が担当している。

 また、菅谷飯田線道路整備事業は、国道118号の4車線化や県植物園のリニューアル計画に合わせて、那珂ICから国道118号までの都市計画道路菅谷飯田線の整備を進める予定だ。那珂IC周辺地域の開発などとの相乗効果を狙って、交通ネットワークの拡充を図る。21年度は測量や調査に着手する見込みだ。

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