災害に備えた整備を 棚橋特命担当大臣に要望(県西3市町)

[2021/9/15 茨城版]
 坂東市と五霞町、境町の3市町は9日、棚橋泰文内閣府特命担当大臣(国土強靭化担当)に大規模災害に備えた整備の要望を行った。要望活動には木村敏文坂東市長や染谷森雄五霞町長、橋本正裕境町長のほか、永岡桂子衆議院議員が出席した。要望を受けて棚橋大臣は、「皆さまの要望を自分事として伺い、きちんと受け止めながら関係省庁とともに精一杯努力していきたい」と話した。なお、要望活動は緊急事態宣言下であることを鑑み、オンラインによるリモート形式となった。

 要望活動は3市町がそれぞれ行い、大規模災害などに備えた整備を求めた。坂東市は利根川の無堤防部における早期堤防整備について、五霞町は東埼玉道路の建設促進について、境町は染谷川などの改修についての要望を行った。

 坂東市は「利根川の無堤防部における早期堤防整備について」の要望を実施。市として最も大きなリスクである利根川の大規模氾濫を防ぐために、堤防が整備されていない小山地先の利根川左岸108.5k付近への早期堤防整備を求めた。現在、利根川上流河川事務所で進めている約1kmの堤防整備をさらに加速化し、一刻も早く設計・施工へと事業の進捗が図れるよう求めた。21年度には堤防の詳細設計を策定する予定だ。

 五霞町は、「東埼玉道路の建設促進について」の要望を行った。この道路は自動車専用道路で、平常時における安定的な物流の確保だけでなく、地震や風水害などの大規模災害時には救助活動や物資輸送などへの対応力の強化が見込まれることから、計画の早期具体化を求めた。

 東埼玉道路は、埼玉県八潮市の東京外かく環状道路を起点に春日部市の国道16号に至る延長約17.6kmで都市計画決定されている。町ではその先の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)までの延伸を一日も早く具体化し、東京外かく環状道路と圏央道をつなげて広域的な高規格道路網の拡充を図ることを要望した。

 境町は、大雨などの影響を受ける染谷川の改修や長井戸沼湛水防除機場の改修などを促進するよう要望した。

 要望後に永岡議員は、「棚橋大臣には各事業省庁と連携していただき、早期事業化を重ねてお願いしたい。それぞれの市町の要望に対して丁寧に対応して頂き、たいへん良かった」とコメントしている。

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