道の駅工事を公告 設備と外構工事の一括発注(常総市)

[2022/3/23 茨城版]
 常総市は17日、「仮称・道の駅常総整備工事」の一般競争・郵便入札を公告した。開札日は4月20日で、工期は23年3月31日に設定。今回の工事では、本体新築と設備工事、外構工事を一括しての発注となる。入札参加形態は2者JVでとし、入札参加の申請は4月4日から7日まで受け付ける。工事は議会案件となり、4月議会に諮る予定。議会の承認を得た後、5月にも着工し、22年度中の供用開始を目指す。

 道の駅整備は、市が進めているアグリサイエンスバレー構想の取り組みのひとつとして行う。建設場所は圏央道常総IC周辺地域整備事業地域62haのうち、国道294号東側の土地区画整理事業30.7haの北側エリア約2haの敷地を使用する。なお、基本・実施設計はAIS・須藤隆・景観設計JVが担当した。

 道の駅整備として、敷地内に道の駅本体と障がい者用駐車場を新築する。施設の構造・規模はS造2階建て、延べ2046平方m程度。駐車台数については、大型車48台と小型車114台、障がい者用(おもいやり駐車場兼用)4台、EV車用2台を確保した。

 外観コンセプトでは、建設地が常総ICと国道294号に隣接し、常総市の玄関口といえることから、アイキャッチとなるようなランドマークとしての道の駅を目指した。周辺環境への配慮として、田園風景になじむような水平ラインを基調としたデザインを採用。また、民間集客施設をはじめとする周辺施設と一体的な賑わいや繋がりが感じられる外観とした。

 利便性では、北西側のメインエントランスには障がい者用駐車場への連続した屋根を設け、雨に濡れずにアクセスできる計画となっている。

 このほか、防災対策としては、建設地が想定浸水区域内に位置することを受け、敷地全体で高さ1.5mの盛土を実施し、建設地は国道294号と同じ高さとなった。加えて、本体施設の建設場所ではさらに盛土を行うとともに、施設を平屋から2階建てに変更し、防災拠点としての機能も強化している。

 道の駅整備工事費としては、当初予算と2月補正で合計15億6083万円を確保した。当初の予定よりも事業費が増加したのは、資材の高騰を受けてのもの。そのため、基本設計策定時から、設計内容に大きな変更はないという。

 入札参加形態は2者JVとし、代表構成員は茨城県内に本店を有し、建築Sランクであること。施工実績は、過去10年間に、契約金額が5億円以上となる施設の新築工事または改修工事などを元請けとして実施したことが求められる。

 代表以外の構成員は、常総市内に本店を有し、建築Aランク。過去10年間に、施設の新築または改修工事などを元請けとして実施したことが参加資格となる。

 入札参加資格の申請は4月4日から7日まで受け付け、資格審査結果は13日までに通知する。入札書の提出は19日まで受け付ける。

 道の駅関連工事としては今回の本体・外構工事に加え、EV用急速充電設備やソーラーパネルの設置工事などを予定。いずれの工事も22年度中に発注する見通し。なお、工事費については、当初予算で、EV設備に3707万円、ソーラーパネル関連に944万円を予算化している。

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