20日公告の概要公表 向洋高改築を3工事 建築Sか復興JV(県出納局)

[2016/6/15 宮城版]
 県出納局は14日、内陸部に移転再建する気仙沼向洋高等学校の改築工事など、工事4件の入札概要を事前公表した。このうち同校の工事は3件で、20日に「気仙沼向洋高改築工事その1」と「同工事その2」「同工事その3」の条件付き一般競争入札(総合評価方式)を公告する。RC造(一部S造)4階建ての校舎棟をはじめ、実習棟や体育館などを建設する。

 気仙沼向洋高校の工事3件は、単体企業または復興JVが入札の参加対象。発注業種・等級は「建築一式工事S等級」となっている。

 20日に条件付き一般競争入札を公告して参加者を募り、7月14日に開札する。入札には標準型(施工計画型)の総合評価方式を適用する。

 気仙沼市波路上瀬向9─1にあった同校は、大津波を受けてRC造4階建て校舎などが全壊した。県は元地から西へ1kmほど内陸側の同市長磯牧通に敷地6haを確保し、1期目の造成工事を進めている。

 工事その1で建設するのは、RC造(一部S造)4階建て延べ6113平方mの校舎棟。敷地の東側に建設する。工事その2ではS造2階建て延べ3966平方mの実習棟と、油脂庫やプロパン庫となる付属舎を建設する。工事その3ではS造2階建て延べ1379平方mの生徒会館と、SRC造(一部S造)平屋1366平方mの体育館を建設する。基本・実施設計は関・空間設計(仙台市青葉区)が担当している。

 県は同校の再建事業を、28、29年度の2カ年で進める予定。30年4月の開校を目指している。県の発注予定によると、3件とも工期は約18カ月、概算工事規模5億~24.7億円を試算。本年度予算には事業費18億円余りを計上している(全体事業費は約110億円)。

 県は関連する電気工事、衛生工事、暖房工事、昇降機工事を、第2四半期に発注する予定。また、敷地西側に陸上競技用のトラック、野球場などを整備するため、2期目の造成工事も発注する意向だ。

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