防潮堤の復旧9件 下半期 工事120、業務18件発注(石巻市)

[2016/10/12 宮城版]
 石巻市は、6日現在の発注見通しをホームページに公表した。下半期は、工事120件、業務18件の発注を予定。工事のうち、渡波排水ポンプ場の整備など11件は、日本下水道事業団(JS)が市に代わって発注する。市の主な発注工事では、防潮堤の災害復旧9件や、汚水・雨水管渠の災害復旧14件、消防団ポンプ置場の建設工事9件などを予定する。

 工種ごとの発注予定件数は、土木が63件、舗装が6件、建築が34件、管が7件、電気が10件。四半期別では、年内に93件、第4四半期に27件を発注する見通し。

 土木のうち、防潮堤の復旧工事は▽小網倉ほか▽長面2工区▽長面3工区▽長面4工区▽船越▽水浜分浜▽名振▽折ノ浜▽小淵──の漁港海岸が対象となる。いずれも発注時期は当初、上半期を予定していたが、第3四半期にずらしている。

 土木ではこのほか、年内に下釜南部地区の土地区画整理に伴う宅地造成道路築造工その2工事や、鹿又小の屋内運動場改築に伴う用地造成工事など、第4四半期に石巻総合運動公園の整備その5工事や、蛇田排水ポンプ場の躯体工事などを発注する。

 建築工事は、消防団ポンプ置場の建設以外に、年内に小中学校の老朽化対策工事3件や、湊中水泳プールの建設工事、老人憩の家解体工事2件、市営住宅解体工事など、第4四半期に防災センター(仮称)の建設工事や、荻浜支所等複合施設の災害復旧建設工事などを入札する。

 JSの発注案件では、年内に流留第一排水ポンプ場の建設工事、水処理設備工事、ポンプ設備工事、電気設備工事、鹿妻排水ポンプ場の建設工事その2など8件、第4四半期に渡波排水ポンプ場の建設工事、流留第二排水ポンプ場の建設工事など3件を予定している。

 業務は年内に、市が南浜復興祈念公園線(仮称)の道路実施設計など13件を委託するほか、JSが不動沢排水ポンプ場他1施設の実施設計など5件を随意契約することになっている。

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