一般会計に199億円追加 成田市卸売市場で実施設計費を助成(千葉県12月補正)

[2016/11/12 千葉版]
 森田健作千葉県知事は11日会見を開き、12月補正予算案の概要を公表した。それによると一般会計は、199億1200万円を追加し総額1兆7393億3300万円。成田市が旧花植木センターの跡地に移転を計画している卸売市場の再整備について実施設計費を助成するほか、銚子漁業協同組合が計画している製氷・貯氷施設の整備に対して補助金10億7300万円を計上した。また、県立特別支援学校の空調設備整備事業として事業費1億5500万円を増額し、4校の作業実習室31教室で整備する。

 一般会計では、国において「未来への投資を実現する経済対策」を踏まえた補正予算が成立したことを受け、▽子ども・子育て世代への支援の充実、医療・福祉の充実▽農林水産業の競争力強化に向けた支援の強化▽道路橋りょう、河川海岸、港湾等のインフラ整備の促進──などに係る予算として149億7200万円を計上。

 8月の台風9号により大きな被害が発生した農業用施設の再建や修繕などに対しては、9億11万円を投じ緊急的に支援を行う。また、人事委員会勧告に基づく職員の給与改定を行うため、人件費40億2900万円を増額している。

 特別会計についてみると、下水度事業では緊急性の高い長寿命化対策、耐震化対策を実施するため、印旛沼流域に8655万円、手賀沼流域に7600万円、江戸川流域に1500万円を計上。

 土地区画整理事業では、金田地区、つくばエクスプレス沿線3地区において造成工事や道路整備を進めるため、金田西地区に1億8240万円、運動公園周辺地区に約4億1750万円、柏北部中央地区に3億788万円、木地区に3億3912万円を追加した。

 特別支援学校の調設備整備事業には1億5500万円を計上。桜が丘特別支援学校(千葉市若葉区加曽利町1538)の4教室、特別支援学校市川大野高等学園(市川市大野町4-2274)の9教室、特別支援学校流山高等学園(流山市野々下2-496-1)の9教室、市原特別支援学校つるまい風の丘分校(市原市鶴舞1159-1)の9教室を対象とする。

 成田市が再整備する公設地方卸売市場については、実施設計費に対して3320万円を助成する(補助率3分の1)。売場施設、保管施設、加工処理施設などが整備される計画で、基本・実施設計の期間として28~32年度が予定されている。同市では、現在、設計の前段となる再整備基本計画について、策定支援業務委託に係る公募型プロポーザルの手続きが進められており、近く契約締結される見通し。

 同市が移転候補地としたのは、天神峰字道場地先の旧花植木センター跡地(敷地面積9万4824平方m)。基本計画では、施設の位置付けや機能などを基本方針として定めるほか、配置計画、動線計画、施設の必要な機能と施設規模などを検討する。基本・実施設計の発注に向けた要求水準書や仕様書の作成なども委託する。

 銚子漁業協同組合(銚子市川口町2-6528)では、事業費約14億円を投じて製氷・貯氷施設を更新する計画。今川建築設計事務所(東京都豊島区)で設計が進められており、建屋はS造3階建て延べ約2200平方mの構造・規模。ここに、1日あたりの製氷能力が50t(角氷10t、プレート40t)、貯氷能力800t(角氷400t、プレート400t)の施設を整備する。設計が完了する29年1月末以降に、工事公告する予定だ。

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