耐震診断義務付けの対象建築物 13施設で改修など(千葉県土整備部)

[2017/3/31 千葉版]
 千葉県土整備部建築指導課は、「耐震診断義務付け対象建築物」の耐震診断の結果を29日公表した。建築物の耐震改修の促進に関する法律の規定に基づき、県が所管する区域の[1]要緊急安全確認大規模建築物[2]要安全確認計画記載建築物──の耐震診断結果をまとめたもので、[1]については13の施設で耐震改修や建て替えが計画されている。

 県が所管する区域は千葉市、市川市、船橋市、松戸市、柏市、市原市、佐倉市、我孫子市、浦安市、八千代市、習志野市及び木更津市を除く区域。

 要緊急安全確認大規模建築物は、昭和56年5月31日以前の耐震基準で建築された建築物で、[1]病院、店舗、旅館など、不特定多数の者が利用する大規模建築物[2]小学校や老人ホームなど、避難確保上特に配慮を要する者が利用する大規模建築物[3]火薬類や石油類など、一定量以上の危険物を取り扱う大規模な貯蔵場等──のいずれかに該当するもの。

 一方、要安全確認計画記載建築物は病院、官公署、災害応急対策に必要な施設などで、耐震診断を行わせ、耐震改修を促進することが必要な建築物として都道府県の耐震改修促進計画に位置付けた建築物をいう。

 県耐震改修促進計画では、県内全域の要安全確認計画記載建築物を記載しているが、今回の公表は、県が所管する区域で報告期限が27年12月末の建築物が対象となる。

 なお、県が所管する区域以外の区域では、千葉市、市川市、柏市、市原市、浦安市、木更津市及び習志野市の各市で、その耐震診断の結果が公表される。

 要緊急安全確認大規模建築物の耐震改修等の予定は次の通り。[1]内容[2]実施時期──の順。
〈病院、診療所〉
▽総合病院国保旭中央病院(旭市イの1326)研修棟-東=[1]建て替え[2]未定
▽同研修棟-西=[1]建て替え[2]未定
▽同4号館=[1]除却[2]未定
▽国保匝瑳市民病院(匝瑳市八日市場イ1304)=第一病棟、外来棟、管理棟、手術室、栄養科、第二病棟、第三病棟、内科外来棟、薬局、リハビリ棟、MRI棟[1]建て替え[2]31年~33年
▽さんむ医療センター南棟(山武市成東167)=[1]耐震改修[2]未定
〈ホテル、旅館〉
▽絶景の宿犬吠埼ホテル本館(銚子市犬吠埼9574-1)=[1]耐震改修[2]29年3月~30年2月
▽成田ビューホテル(成田市小菅700)西館=[1]耐震改修[2]29年12月~30年3月
▽同東館=[1]耐震改修[2]29年12月~30年3月
▽ホテル日航成田本館(成田市取香字仲野500-1)=[1]耐震改修(改修内容・時期については今後協議していく予定)
▽東横イン成田空港宿泊棟(成田市取香560)=[1]耐震改修[2]未定
▽勝浦ホテル三日月はくさ亭(勝浦市墨名821-10他)=[1]32年までに耐震改修または建て替えにて計画中
▽鴨川シーワールドホテル(鴨川市西町字下芝1137-48他)=[1]検討中
▽鴨川グランドホテル(鴨川市広場820)本館(鉄筋コンクリート造部分)=[1]耐震改修[2]29年5月~30年12月
▽鴨川館(鴨川市西町字下芝1184-6他)=[1]耐震改修[2]31年3月~31年6月
▽南国ホテル(南房総市白浜町白浜2544-1)=[1]耐震改修(耐震補強設計への移行を検討中)
〈博物館、美術館又は図書館〉
▽鴨川シーワールド水族館(エコ・アクアローム)本体部分、ゲート部分(鴨川市東町字下芝1464-17他)=[1]耐震改修[2]未定(耐震補強設計実施中)

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