主要事業の情報共有 県、千葉市と連絡協議会(関東地整)

[2017/5/18 千葉版]
 国土交通省関東地方整備局は17日、29年度「千葉県事業連絡協議会」を県庁南庁舎の県土整備部会議室で開いた。同局のほか県や千葉市、水資源機構、東日本高速道路が所管内の主要事業等についてそれぞれ説明したもので、情報の共有と意見交換が行われた。

 会ではまず、関東地方整備局の東川直正部長、県土整備部の野田勝部長があいさつ。続いて関東地方整備局から29年度事業について説明した。それによると同局では、本県関係の事業費が524億1000万円、千葉市関係の事業費が10億9000万円となっている。

 関東地方整備局の29年度主要事業(千葉県関係)は次の通り。▽事業名(事業箇所)=[1]29年度事業内容[2]事業費(単位:万円)──の順。▼は新規事業。
【河川事業】
〈河川改修事業〉
▽利根川下流右岸富川地区築堤(銚子市)=[1]築堤、樋管[2]2億6000
▽目吹地区河川防災ステーション(野田市)=[1]河川防災ステーション施設整備(盛土)[2]3億0000
▽中野台地区堤防整備(野田市=[1]堤防基盤整備[2]8億2000
〈特定構造物改築事業〉
▽行徳可動堰改築(行徳橋架替)(市川市)=[1]橋梁下部工、上部工[2]1億3000
〈総合水系環境整備事業〉
▽利根川下流自然再生事業(東庄町)=[1]湿地再生ヨシ原保全[2]1億4000
〈八ッ場ダム建設事業〉
▽八ッ場ダム建設事業(群馬県)=[1]本体工事、付帯道路工事、用地補償など[2]42億1000
【港湾空港事業】
▽千葉港葛南中央地区予防保全事業(船橋市)=[1]泊地(水深12m)、航路(水深12m)の埋没対策工事[2]2億0000
▽千葉港葛南中央地区老朽化対策事業(船橋市)=[1]岸壁(水深10m)の本体工事[2]2億5000
▽木更津港木更津南部地区クルーズ船受入環境整備(木更津市、君津市、富津市)=[1]岸壁(水深12m)の付属工(係船柱、防舷材)など[2]1億2000
▽東京湾中央航路開発保全航路整備事業(東京湾)=[1]泊地(水深15m・20m)の障害物撤去工、第二海堡の地盤改良工等[2]7億5000
【道路事業(県)】
▽国道468号首都圏中央連絡自動車道(つくば~大栄)(神崎町、成田市)=[1]調査推進、用地買収推進、工事推進[2]4億1000
▽国道468号首都圏中央連絡自動車道(大栄~横芝)(成田市、多古町、芝山町、横芝光町、山武氏)=[1]調査推進、用地買収推進、工事推進[2]61億5000
▽国道298号東京外かく環状道路(松戸市、市川市)=[1]調査推進、用地買収推進、工事推進)[2]241億9000
▽国道464号北千葉道路(印西市、成田市)=[1]調査推進、用地買収推進、工事推進[2]19億6000
▽国道51号北千葉拡幅(千葉市、四街道市、佐倉市)=[1]調査推進、工事推進[2]1億5000
▽国道51号成田拡幅(成田市)=[1]調査推進、用地買収推進、工事推進[2]2億6000
▽国道51号大栄拡幅(成田市)=[1]調査推進、用地買収推進、工事推進[2]1億0000
▽国道127号127号防災(南房総市、鋸南町、富津市)=[1]調査推進[2]5000
▽国道357号東京湾岸道路(千葉県区間)(船橋市、市川市、浦安市)=[1]調査推進、工事推進)[2]70億3000
▼国道126号沖入口交差点改良(八街市)=[1]調査推進、用地買収推進[2]9000
▼国道51号伊篠地区交差点改良(酒々井町)=[1]調査推進、工事推進[2]6000
【道路事業(千葉市)】
▽国道51号北千葉拡幅(千葉市、四街道市、佐倉市)=[1]調査推進、用地買収推進[2]4億1000
▽国道357号湾岸千葉地区改良(千葉市)=[1]調査推進、工事推進[2]3億0000
▼国道357号湾岸千葉地区改良(蘇我地区)=[1]調査推進[2]5000

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