唐桑で只越橋を付替え 発注予定 県内工事11件を追加(東北整備局)

[2017/12/5 宮城版]
 東北地方整備局は4日、工事の発注見通しを更新した。県内の工事は11件を追加するとともに、3件の内容を変更した。全て仙台河川国道事務所の工事で、第4四半期に一般競争入札によって発注する。追加工事のうち、概算工事規模が3億~7億4000万円の工事は、気仙沼市内の唐桑地区橋りょう上部工工事と、二十一浜道路改良工事、大崎市の古川馬寄西地区改良工事で、計3件。唐桑地区の橋りょう上部工工事は、三陸道の延伸に伴って、すでに供用している只越橋を付け替える。新橋は橋長96mの鋼2径間連続2主板桁。上部工は鋼材の使用量に約45t、工期に約10カ月を見込む。

 二十一浜道路改良工事は、道路土工、擁壁工、排水構造物工、舗装工、道路付属物工、仮設工の一式を進める。工期は約9カ月を設定した。

 古川馬寄河西地区の改良工事は、地盤改良工と盛土工の一式で、工期が約9カ月となっている。

 これ以外に追加した工事は▽岩沼市~亘理郡亘理町内の阿武隈大橋下部工(A1、A2)工事▽塩竃市内の塩竃海岸通地区道路改良工事▽白石市~黒川郡大衡村内の岩沼・仙台東地区区画線工事▽大崎市~栗原市内の古川・鳴子地区区画線工事▽東松島市~気仙沼市内の石巻・気仙沼地区区画線設置工事▽石巻市内の石巻地区道路改良工事▽仙台市内の仙台西地区区画線工事▽白石市内の白石中河原地区道路改良工事──で8件。

 このうち、阿武隈大橋の下部工は1日付で入札公告済み。区画線工事の4件はいずれも概算工事規模が3000万~6000万円。塩竃海岸通地区と白石中河原地区の道路改良工事は、ともに概算工事規模が2億~3億円で、工期が約11カ月。

 変更案件は、大崎市内の古川東地区道路改良工事が入札時期と概算工事規模、亘理町内の仙台湾南部海岸波高計灯浮標更新工事が入札時期と工期、気仙沼市内の唐桑南地区舗装工事が工種を見直した。

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