東松島野蒜に複合施設 介護・医療・文化を提供(KNIら)

[2018/1/26 宮城版]
 医療社団法人KNI(東京都八王子市)らは、東松島市の野蒜ケ丘地区に、介護や医療、文化活動、宿泊などの機能を備えた複合施設を整備する。敷地は約7000平方mで、建物が木造2階建て延べ約1500平方mの規模を想定。現在は設計をまとめている段階で、夏前に着工し、31年3月までの完成を目指す。

 KNIは現在、同市川下字内響地区に外来診療所「北原ライフサポートクリニック東松島」を開設している。市が第6期介護保険事業計画(27~29年度)に基づき、地域密着型サービスの小規模多機能型居宅介護事業所について、整備・運営事業者を募集した際には、応募して指定候補事業者に選ばれた。

 このときは、定員29人の介護事業所「北原ライフサポートセンター」(仮称)を建て、そこに既存の「北原ライフサポートクリニック東松島」の機能を移転し、一体的に整備する計画だった。

 その後、新たに食事スペース(カフェかレストラン)、ライブラリー、公衆浴場、岩盤浴、フィットネスルーム、シアタールーム、ホテルなどの機能を加え、「北原ライフサポートセンター」を文字通り複合施設として整備することにした。

 野蒜ケ丘地区は、市が震災被災者の移転先として土地区画整理事業で造成した新市街地。同センターの建設場所は、すでに造成が完了済み。造成宅盤は高低差のある2面に分かれており、一方の面に建物を配置し、もう一方の面をガーデニングエリアとして利用する。このエリアには農業用ハウスを設け、一般利用のほか、リハビリテーション用にも活用する。駐車場も整備する。

 介護事業所は、9床の個室を確保し、ショートステイやデイサービス、訪問介護などを行う。介護事業所と診療所の開設はKNIが担うものの、ほかの機能を導入するに当たっては、別の株式会社やNPOにも協力してもらう。

 既存の「北原ライフサポートクリニック東松島」の診療科目は、内科、脳神経外科、リハビリテーション。KNIはこのほか、東京都八王子市に「北原国際病院」や「北原リハビリテーション病院」、「北原ライフサポートクリニック」などを開設している。

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