空調リースを日立キャピタル 中学校41校で 施工・維持は福井電機(千葉市)

[2019/5/18 千葉版]
 千葉市教育委員会学校施設課は、4月25、26日に開札した「市立加曽利中学校外20校冷暖房設備賃貸借」と「千葉市立緑町中学校外19校冷暖房設備賃貸借」を委託する一般競争入札で、いずれも日立キャピタル(東京都港区)を落札者に決めた。同教委では2020年3月までを設計・施工に伴う準備期間として設けた上で、同4月~33年3月の13カ年を、賃貸借期間に見込んでいる。空調機の施工と維持管理は、福井電機(千葉市中央区)が担当する。

 整備に当たって市は、冷暖房設備の適正な性能を維持しながら、省エネルギーや省コスト、省メンテナンスが図れるよう設計、施工し、維持管理では省エネルギー性などの検証を行うよう求めている。

 先に公表された要求水準書では併せて、市内に本店のある事業者を可能な限り活用するなどといった、地域経済の活性化に貢献するよう要望もしている。

 設置を予定する教室についてみると「加曽利中学校外20校」では、おゆみ野南中学校が24教室、有吉中学校が23教室、蘇我中学校が22教室をはじめとする315教室、一方の「緑町中学校外19校」は、花園中学校が25教室、打瀬中学校が21教室、稲毛中学校が19教室をはじめとする280教室となっている。

 空調の設置について市は、今夏の「災害レベル」とされた猛暑を受け、保護者らから多くの設置要望が寄せられていたが、設備などが老朽化している施設が多いことから、同教委ではこれまで、校舎の外壁改修やトイレの洋式化などを優先してきたという。

 市は今回、20年度での普通教室への空調設備設置完了をにらみ、小学校50校と中学校12校は直接施工で、小学校56校についてはリース方式でそれぞれ導入を図る考えで、このうち直接施工方式の採用に当たっては、小学校分に1億0,057万円、中学校分に2,342万円の実施設計委託料を計上するとともに、それぞれ繰越明許を設定。また、18年12月の補正予算で、リース方式の導入に当たり、期間を19~32年度の13カ年を期間とする、限度額32億9,700万円の債務負担行為を設定した。

 先に開札された、同期間での施工・賃貸借を求める、小学校計56校を対象とする一般競争入札「新宿小学校外25校冷暖房設備賃貸借」「都賀小学校外29校冷暖房設備賃貸借」は、いずれもIBJL東芝リース(東京都港区)が落札者となっている。

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