雄勝の体育施設に9.3億円 補正予算案/2カ年の継続費設定(石巻市 )

[2019/6/4 宮城版]
 石巻市の6月補正予算案が明らかになった。一般会計は41億8729万円を追加し、総額を1831億9809万円とする。建設関係では、2019~20年度の2カ年継続費として、雄勝地区体育施設の災害復旧事業に9億2800万円、旧門脇小学校の震災遺構整備事業に7億9313万円を追加し、ともに19年度分の事業費を予算計上した。これらは工事費や工事監理費に充てる。旧門脇小は継続費と別に、解体工事費も計上している。
 雄勝地区の体育施設は、震災津波で被害を受けたため、雄勝町伊勢畑地区の半島拠点エリア内に体育館、艇庫、多目的グラウンドを整備する。継続費の年割額は、19年度が3745万円、20年度が8億9055万円。
 工事は予算案が可決され次第、体育館と艇庫の新築を別々に発注する考え。多目的グラウンドは体育館の新築に組み込む可能性がある。2020年度内の完成を目指す。
 体育館は敷地面積が4260平方mで、建物がS造2階建て延べ824平方mの規模を計画。多目的広場は約2340平方mの広さで、クレー舗装して仕上げる。
 艇庫は、敷地面積が約2740平方mで、建物がS造平屋279平方mの規模。カヌーやモーターボートなどの収納スペースと、管理事務所、休憩室、トイレを配置する。
 新築の実施設計業務は東畑建築事務所(東北支所・仙台市宮城野区)に委託。敷地の造成工事は、石巻半島部の復興事業を担う清水建設・奥村組JVがマネジメントしながら進めている。
 旧門脇小の震災遺構整備は、震災津波と、それに伴う火災被害を受けたRC造3階建ての本校舎について、一部を解体するとともに、遺構として残す部分を補強・補修する。併せて、観察棟の設置や、特別教室棟と体育館の改修を進める。
 継続費の年割額は、19年度が8232万円、20年度が7億1080万円。解体工事費は1億1000万円を計上した。
 6月補正ではこのほか、針岡地区の排水施設整備工事費に6億7400万円、道路補修整備事業の市道舗装等工事費に4億0999万円、南浜津波復興祈念公園の工作物等撤去工事費に1億1800万円、北上地区多目的広場整備事業の実施設計業務委託費に1700万円を盛り込むなどした。
 予算案は6日開会の市議会6月定例会に提出する。

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