流山小に新学童クラブ 南流山複合施設は2カ年で設計(流山市補正予算)

[2019/6/14 千葉版]
 流山市の井崎義治市長は13日に会見し、20日に開会予定の市議会定例会に提出する補正予算案の概要を明らかにした。このうち、一般会計補正予算(第1号)案は、4億4,796万円を追加し、同会計の総額を605億1,496万円とする。主な追加事業をみると、流山小学校区学童クラブの入所児童数増加に対応するために、第3おおぞら学童クラブを創設するための事業費2億0,405万円を計上している。

 第3おおぞら学童クラブは、既存の流山小学校区学童クラブ2施設が受け入れ可能な児童数を越えることから、新設するもの。施設内部には学童用の部屋4室と事務室、キッチンなどを配置する予定。また、定員数は160人を見込んでおり、これにより既存2施設の定員数130人とで計290人規模の学童クラブ施設が整うこととなる。

 建設場所は流山9-500-31で施設規模・構造は木造平屋433平方mを計画している。予算案が可決次第、速やかに一般競争入札を公告する考えで、設計を内部でまとめている。2020年4月の開設を目指す。

 このほか、南流山の複合施設の設計業務に向けて計9,350万円の継続費を追加設定している。年割額は19・20年度ともに4,675万円。設計業務に2カ年の継続費を設定したのは、市民からの意見を反映した設計内容とするために、スケジュール調整したのが理由としている。

 なお、同事業は児童館・児童センター・図書館の一体的な整備となるため、予算上は民生費(児童福祉費)の「児童館・児童センター整備事業」として総額6,233万円、教育費(社会教育費)の「仮称・南流山地域図書館整備事業」として総額3,116万円を設定している。

 同事業は、児童の健全な遊び場を提供するため、児童センターと子育て支援施設を合わせた南流山児童センター(仮称)を整備するもの。これに併せ、利用者の増加により手狭となっている中央図書館南流山分館の機能を南流山地域図書館(仮称)として同センター内に移転する見通しとなっている。設計業務は3機能分を1施設として、基本・実施設計を一括で委託する。

 敷地は南流山中学校の敷地内を含めた、学校隣接部で検討する。19~20年度に設計など、21年度で施工を進め、22年度の開設を予定している。設計業務の委託業者選定に向けてはプロポーザル方式の採用を予定しており、予算が可決され次第、7月にも公告したい考えだ。

 市内の児童センター機能を持つ施設には、駒木台児童館と江戸川台・赤城・十太夫・野々下・思井・向小金の各児童センターで計7施設があるが、新センターは児童センター機能だけではなく、子育て支援機能と図書館機能を加えるため、同様の施設としては最大規模になる可能性がある。

 また、既存の中央図書館南流山分館は、1981年建築の南流山センターの1階部分に設置されている施設。蔵書数は市立図書館では3番目となる5万3,163冊。既存施設の図書館スペースは面積366平方mとなっている。

 同分館が設置されている南流山センターの規模は、RC造2階建て延べ1,957平方mで、スペースの大部分は福祉会館機能として供用されている。図書館機能の移転後も建物は、福祉会館施設として継続して活用していく方針だ。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.