楠山設計ら6者通過 1次審査の結果公表 視覚支援校設計プロポ(宮城県土木部)

[2020/2/22 宮城版]
 宮城県土木部は2月18日、視覚支援学校・視覚障害者情報センター改築設計公募型プロポーザルについて、第1段階の選定結果を公表した。楠山設計(仙台市青葉区)ら6者が審査を通過し、プロポーザルの提案予定者に選定された。6者には3月6日までに技術提案書の提出を求める。宮城県は同17日に第2段階の審査を行い、設計業務の委託候補者を特定する。
 同プロポーザルでは「視覚支援学校・視覚障害者情報センター改築設計業務委託」の委託候補者を、2回の審査を経て特定する。
 プロポーザルには1月31日の参加申し込み期限までに7者が参加を表明した。第1段階では技術提案書の提案予定者を絞り込むこととし、提出書類をもとにこれまでの設計実績や技術者の実績などを審査した。
 その結果、▽楠山設計▽INA新建築研究所(東日本支社・仙台市若林区)▽久米設計(東北支社・仙台市青葉区)▽昭和設計(仙台事務所・仙台市青葉区)▽相和技術研究所(東北支社・仙台市宮城野区)──の上位6者が選定された。
 6者には3月6日までに技術提案書を提出してもらう。同17日に第2段階の審査としてヒアリングを行い、提案内容を審査する。技術提案の評価テーマには▽視覚支援学校および視覚障害者情報センターの機能を考慮した建築計画の考え方▽施設利用者の利便性および安全性を考慮した建築計画の考え方▽周辺地域に配慮した意匠上の考え方──を挙げている。
 宮城県は特定結果を3月18日に公表する予定。その後、委託候補者と協議を行い、5月下旬に業務請負の契約を行う。
 宮城県は老朽化により学校施設の建て替えを進めている視覚支援学校(仙台市青葉区)について、寄宿舎に続いて校舎や実習棟、体育館も建て替える考え。その際、同じ敷地にある視覚障害者情報センターを統合し、学校施設と一体的に建て替える。
 新施設は、校舎、実習棟、視覚障害者情報センターを統合した建物が、RC造で4階建てまたは3階建てを想定。体育館はS造またはRC造とし、平屋か2階建てを想定している。施設の総床面積は6211平方mを見込んでいる。委託者にはこれら新施設と外構の設計、仮設施設の設計、既存施設の解体設計などをまとめてもらう。
 履行期間は仮設施設の設計が2021年3月下旬まで。解体設計が同年10月下旬まで。新施設の設計が2022年3月15日まで。宮城県は工事費として41億6000万円を試算し、21年夏ごろから仮設施設の建設に着手する考え。新施設の建設は22年秋ごろに着工し、24年8月からの供用を目指す。

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