22年度から体育館改築 赤井小学校 設計を来月13日入札(東松島市)

[2020/12/18 宮城版]
 東松島市は、赤井小学校の講堂(体育館)を改築するため、設計業務を指名競争入札で委託する。6社を指名しており、来月13日に開札して委託先を決める。設計業務の履行期間は2021年11月26日まで。改築工事は22年度に発注し、同年8月~23年10月の工期で施工する予定になっている。
 同校は赤井川前一に位置しており、既存の体育館がSRC造平屋561平方mの規模。計画では既存施設を解体撤去し、跡地にRC造平屋560平方m程度の新体育館を建設する。
 設計業務では、体育館新築の基本・実施設計をまとめるとともに、既存施設の解体設計を作成する。市は9月補正予算で、同業務の委託費に2020~21年度で限度額1950万円の債務負担を設定。このうち、780万円は本年度の支出予定として予算計上した。
 赤井小の体育館は当初、長寿命化改修を行うこととし、学校施設の長寿命化計画(2019~35年度)では改修費に2カ年で1億7500万円を試算していた。
 ところが、楠山設計(仙台市青葉区)に委託して建物を調査した結果、長寿命化改修ではなく建て替えが必要と判断した。

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