矢本公園の体育館改築 実施設計費を債務負担 (21年度予算案 東松島市)

[2021/2/4 宮城版]

渥美市長

渥美市長

 東松島市の渥美巖市長は3日、定例記者会見を開き、2021年度の予算案を発表した。一般会計は前年度比27.3%減の199億8600万円を計上。21年度は市長選を控えているため骨格予算となった。主な建設事業は、矢本第一中学校のプール改築事業に限度額2億6800万円、矢本運動公園の体育館改築工事設計業務委託費に限度額2200万円の債務負担を設定。期間はともに21~22年度。

 一般会計の投資的経費は同62.5%減の29億1198万円で、うち普通建設事業費が同51.3%減の29億0416万円、災害復旧費が同99.6%減の781万円。

 普通建設事業費の内訳は、補助事業が同59.4%減の21億1799万円、単独事業が同7.7%増の7億5487万円で、残りが県営事業負担金。

 渥美市長は、震災復興が一段落したことで建設事業費が減ったことを紹介。今後は「震災以降の新たな流れを作る」とし、昨年12月策定の市第2次総合計画後期基本計画に掲げたまちづくりの将来像である「住み続けられ持続・発展する東松島市」の実現に取り組む意向を示した。
矢本運動公園の体育館は老朽化しており、手狭でもあるため改築する。21年度予算案には設計委託費に880万円を計上しており、同年度に支出した場合は次年度以降の額が債務負担の限度額となる。

 既存の体育館は平屋498平方mの規模で、柔道場や器具庫、シャワー付きの更衣室、トイレが備わっている。1975年に他の場所から移された。改築は防衛省の補助金を活用する。新体育館は既存施設よりも大きくする可能性があり、防衛省と相談して規模を決める。
同公園は大曲字堺堀80に位置しており、体育館のほか、テニスコートや野球場などがある。テニスコートは全面改修する。本年度は改修の調査測量設計業務をアジア航測(東松島営業所・東松島市)に委託した。21年度に防衛省に補助金を申請し、認められれば22年度の着工となる予定。

 矢本第一中学校のプールは、21年度予算案で改築工事費に1億0400万円、改築工事監理業務委託費に160万円、改築工事単価入替業務委託費に36万円を計上しており、同年度に支出した場合は次年度以降の額が債務負担の限度額となる。

 一般会計ではこのほか、大島・小分木地区集会所の移転新築工事費に1億3459万円、月浜漁港の整備工事費に1億2100万円、市道百合子線の改良舗装工事費に1億5000万円、矢本第一中学校の校庭整備工事費に1億8500万円を盛り込むなどした。

 一般会計以外では、下水道事業会計で、柳の目北処理分区の管渠工事費に7550万円、赤井西処理分区の管渠工事費に6000万円を充てるなどした。

 一般会計と5つの特別会計を合わせた予算総額は前年度比20.8%減の283億3566万円。予算案は9日開会の市議会2月定例会に提出する。会期は3月4日までを予定している。

■東松島市 21年度の主な会計別予算

会計区分 予算額 前年度比
(%)
 一般会計 199億8,600 △ 27.3
 大曲浜地区土地区画整理事業 0 廃止
 柳の目地区産業用地造成事業 3億4,884 皆増

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