綜企画で設計着手 西原小学校の長寿命化(柏市)

[2021/7/29 千葉版]
 柏市学校施設課は、西原小学校校舎長寿命化改良工事設計業務を綜企画設計(千葉支店・千葉市中央区)に委託した。一般競争入札で選定を進め、予定価格8340万円に対して落札額は6629万9000円(ともに税抜き)。適正な教室数などを検討、長寿命化改良工事に必要な基本・実施設計を担当してもらう。履行期限は2023年3月24日まで。23年度以降の着工を見込んでいる。

 西原小学校(西原4-17-1)は、校舎2棟と給食室で構成。延床面積は6430平方m。階数は、3階建て(一部4階建て)。1972年の建設。児童数は579人。

 長寿命化改良工事では、老朽化した学校施設の機能回復・機能向上を図るほか、児童数にあわせて教室の配置を変更する。変更内容は、設計のなかで検討する。

 同市では、老朽化した学校施設の整備を「長寿命化改良工事」と「大規模改修工事」に分けて進めている。

 「長寿命化改良工事」では、機能の回復および向上を図るため▽屋上防水▽外壁▽内装▽配管更新▽電気設備更新──などを計画。また、あわせて、教室の配置変更(増築・減築・共有化)を図る。

 一方、「大規模改修工事」では、機能の保持・回復を図るため▽屋上防水▽外壁▽内装▽受水槽以下の給水配管──の4カ所を主に改修。教室の配置は変更しない。

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