2023年度に保育所整備 移管先法人に習志野と青葉学園を選定(習志野市)

[2022/1/29 千葉版]

22年度に解体する大久保第二保育所

22年度に解体する大久保第二保育所

 習志野市は、民間認可保育所を整備・運営する事業者を募集、大久保第二保育所の移管先法人として社会福祉法人習志野(習志野市)、菊田第二保育所の移管先法人として社会福祉法人青葉学園(同)を選定した。市有地を借り受け、2023年度中に施設を整備、24年4月に開設してもらう。補助金等を受けて施設を整備する際には、競争入札で施工業者を選定する。

 大久保第二保育所には6法人、菊田第二保育所には5法人から応募があり、対象施設の保護者を対象にした公開プレゼンテーションを12月に実施、移管先法人を決定した。

 対象施設は、大久保第二保育所(大久保2-7-7、定員126人)と菊田第二保育所(津田沼3-11-10、同57人)の2保育所。

 貸付予定市有地および予定定員は、大久保第二保育所が、既存施設の跡地約2437平方m、147人。菊田第二保育所が、線路を挟んだ東側約100mに位置する旧学校給食センターの跡地約5722平方m、162人。

 契約形態は、事業用定期借地権設定契約。貸付契約は、運営開始から30年。貸付料は、公租公課(固定資産税、都市計画税)相当額。施設整備にあたっては、市内業者を活用するよう努めること。また、同施設は、地域防災計画における補助避難所として指定する。

 大久保第二保育所は22年度に解体。居ながら保育は難しいため、工事中は、付近のこども園や幼稚園に通園してもらう。解体設計は齋藤建築設計事務所、測量調査は京葉測量が担当している。工期はともに3月まで。

 一方、旧学校給食センターの解体工事は阿部建設が担当。菊田第二保育所跡地の活用方法は、今後検討する。

 社会福祉法人習志野は、市有地を借り受け、「谷津みのり保育園」(公立からの民営化)と「菊田みのり保育園」を運営。社会福祉法人青葉学園は「幼保連携型認定こども園青葉幼稚園」と「キッズスペースweepeeみもみ2nd」を設置している。

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