建設改良費に3.3億円 22年度の水道事業会計(宮城県 南三陸町)

[2022/4/13 宮城版]
 南三陸町は2022年度の水道事業会計で、建設改良費に前年度比66.1%増の3億3520万円を計上した。工事費は3億2520万円で、そのうち約2億円弱を緊急時連絡管の敷設事業、約1億円弱を緊急管路改善事業に充て、残りを災害復旧事業関係などに活用する。委託費は1000万円を措置しており、緊急管路改善事業で23年度に工事を予定している箇所の設計業務を委託する。

 緊急時連絡管の敷設は、本年度に志津川米広地区と、歌津中在(上沢)地区で工事を行う。対象延長は米広が1100m、中在が760m。米広には水管橋2カ所が含まれるほか、加圧ポンプを設置する予定になっている。

 米広は管径75mmのポリエチレン管、中在は管径50mmのポリプロピレン管を敷設する計画。米広の対象区間内に架かっている2橋には水道管を添架する。緊急時連絡管の設計業務は東洋設計事務所(東北支社・仙台市青葉区)に委託した。

 米広と中在には浄水場があるものの、災害時に管路の破損や浄水場の使用停止といった事態が発生した場合に備え、別の浄水場から両地区の給水区域内に水を送れるようにする。このため、管路が途切れている場所に連絡管を敷設する。

 緊急管路改善事業は、石綿管や老朽管を敷設替えする。本年度は歌津の長羽地区と石浜地区で配水用の石綿管を更新する。対象延長は1411mで、既設の石綿管を管径50~150mmの高密度ポリエチレン管に敷設替えする計画。実施設計業務は東洋設計事務所に委託した。

 本年度に実施設計を委託するのは、寄木地区の石綿管と、大久保地区の老朽管で、対象延長はともに1km程度になる見込み。

 22年度の災害復旧関連では、仮設管の撤去や、伊里前浄水場のろ過タンクの撤去などを進める。

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