亀山公園整備に3.8億円 斜行エレベーターを新設(宮城県 気仙沼市 補正予算)

[2022/6/4 宮城版]
NY6388 リニューアルを計画いている亀山山頂部 気仙沼市は3日、一般会計6月補正予算案を発表した。14億5971万円を追加し、総額を357億6926万円とする。主な建設事業費は、亀山園地(公園)の整備事業に3億8015万円、唐桑半島ビジターセンターの改修事業に2億2899万円を盛り込むなどした。亀山公園はレストハウスの改修や斜行エレベーターの新設に向け、設計業務委託費と造成工事費などを計上した。

 亀山の公園整備は、山頂部にあるレストハウスを改修するほか、山頂部へと至るアクセス手段として斜行エレベーターを整備する。斜行エレベーターは20人乗りの2両編成で、延長約430mを想定しており、起点と終点に乗降場を設置する。コンクリートの基礎を設け、複数の支柱を立ててその上にレールを置くイメージ。

 今回予算計上したのは、これらの設計委託費と、斜行エレベーターの造成・基礎工事費など。斜行エレベーターは設計で造りや工法などを具体化する。レストハウスは老朽化によって雨漏りも発生しているため、防水工事やトイレの改修などを予定。ただし、リニューアルの計画もあるため、どこまで手を付けるかは設計で決める。

 レストハウスの改修工事や斜行エレベーター本体の設置工事は、別途予算を確保して発注する。亀山山頂部のリニューアルに向けては、民間活力の導入も視野に入れており、年度内にリニューアルの方向性を定める。

 唐桑半島ビジターセンターは、ログハウス風に全面改修するため、6月補正予算案に改修工事費と、展示関係の設計・工事費を計上。改修工事は秋ごろに発注し、年度内の完成を目指す。

 同センターの所在地は唐桑町崎浜4-3。建物はRC造平屋400平方mの規模で、同68平方mの津波体験館が併設されている。工事では内外装を木質化するほか、間取りや展示を一新し、アウトドアグッズの販売スペースや、軽食が提供できる厨房などを設ける。改修の実施設計は東北綜企画(仙台市泉区)がまとめている。

 6月補正予算案にはこのほか、道路新設改良事業に1億5823万円を計上。八日町河原田線他2路線の道路整備や、橋梁5橋の補修設計、小鯖隧道トンネルの補修工事、橋梁の点検と長寿命化修繕計画の作成に活用する。

 予算案は10日開会の市議会6月定例会に提出する。会期は27日までの予定。

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