文化ホールの再建候補地「駅前望ましい」 専門委が意見書(習志野市)

[2022/6/21 千葉版]

再開発する計画の津田沼駅南口

再開発する計画の津田沼駅南口

 習志野文化ホール再建設基本構想等検討専門委員会(委員長・廣田直行日本大学生産工学部建築工学科教授)は、建替候補地ついて、「事業費の圧縮に努めたうえで、現在地のJR津田沼駅南口に再建設することが望ましい」との意見書を宮本泰介市長に提出した。市では、同意見書などを踏まえ、庁内会議を経て基本構想を作成、基本計画の策定に着手することにしている。

 習志野文化ホールの建て替えについては、学識経験者らからなる「習志野文化ホール再建設基本構想等検討専門委員会」と、庁内委員会の「習志野文化ホール再建設基本計画等策定委員会」(委員長・諏訪晴信副市長)で検討を進めている。

 基本構想案について4月~5月にパブリックコメントを実施したところ、過去3年に実施した意見募集ではもっとも多い、65人から243件の意見が寄せられた。

 パブコメ後の5月18日に、庁内委員会を開催したのち、27日に専門委員会を開催。パブコメの結果報告と、基本構想案に対する最終的な意見を求めた。

 専門委員会では、検討内容をまとめて市に提出することを決定。意見書案には▽基本構想案についておおむね了承▽敷地候補地は事業費の圧縮などが実現できるのであれば、現在地のJR津田沼駅南口に再建設することが望ましい▽閉館期間を可能な限り短くする▽バリアフリーに配慮▽絵画や写真などの展示場所の確保に配慮──の5点を盛り込んだ。

 今後は、パブコメに対する市の考え方を整理し、公表するとともに、パブコメや専門委員会の意見をふまえて基本構想を策定。施設や設備の設計条件などを整理する基本計画の策定に着手することにしている。

 宮本市長は、「行財政運営として、とても大切な時期ということもふまえて、勢いとか、過去にあったのだからつくるのが当然だということではなくて、これを聖域とせず、しっかり行財政という見地に立って慎重に検討して、最終的にしっかりと定めたい」と話している。

 基本構想案では、音の響きを重視した多目的ホールとして1200~1500席規模の、誰もが利用しやすい施設を目指す方針を提示。建て替え候補地は、JR津田沼駅南口と旧庁舎跡地の2案を示している。

 事業費については、類似施設に関する調査をもとに、津田沼駅南口は約117億円、旧庁舎跡地は約79億円を概算している。

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