日水コンが受託候補 九十九里・南房総地域の水道統合の基本計画(千葉県)

[2022/7/9 千葉版]
 千葉県総合企画部は8日、九十九里・南房総地域の水道用水供給事業体と県営水道の統合に向けた基本計画策定・認可申請書類作成支援業務のプロポーザルについて、日水コン(東京都新宿区)を受託候補者に選定したことを明らかにした。統合後20年間の施設整備計画などを検討するもので、委託料は1億0324万円を上限とする。

 同業務では▽各事業体の現状分析(評価)▽課題の整理▽水需要予測▽施設整備計画の検討▽管理体制の検討▽財政収支計画の検討▽統合基本計画の策定▽認可申請書類の作成▽協議会の運営支援──などを担当する。

 このうち施設整備計画では、整備方針を踏まえ、九十九里地域水道企業団と南房総広域水道企業団から既存の施設整備計画などの情報を収集。統合後約30年間を検討対象とし、約20年間の施設整備計画をとりまとめる。業務期間は2025年2月28日まで。

 県内水道の統合・広域連携のリーディングケースである、九十九里地域・南房総地域の水道用水供給事業体と県営水道の統合に向け、統合協議会(会長・熊谷俊人知事)を設置し、統合基本計画の策定を進めている。

 統合までの想定スケジュールをみると、10月ごろに統合基本計画の骨子案、年度内に素案をとりまとめる。23年11月ごろに統合基本計画を策定し、統合基本協定の締結や厚生労働省への認可手続きを経て、25年4月の事業開始を目指す。

 本県は水源を確保することが不利な地域となっており、人口減少が見込まれる中、将来にわたり水を安定供給するため、水道事業体の経営健全化や技術の確保、施設の更新などの課題を解決する必要がある。

 個々の水道事業体の経営努力では、これらの課題を解決することが難しいため、リーディングケースとして、九十九里地域と南房総地域の水道用水供給事業体と県営水道の統合に取り組んでいる。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.