文化施設の改修検討 市民ホールやアリーナ(船橋市)

[2022/10/8 千葉版]

 船橋市は、老朽化が進む文化施設の改修や整備に向けた検討状況を明らかにした。市民文化ホール・中央公民館は、屋上防水や外壁塗装、設置機器などの改修や更新が急がれることから、課題を整理し、多様な可能性を視野に関係部署と協議する。船橋アリーナ(総合体育館)は、関係課と協議しながら効率的な改修を進める。美術館の新設ついては、他の文化施設の在り方と併せて、検討を継続する方針だ。

 市民文化ホール・中央公民館は、建築後45年が経過。一度も大規模な改修を実施していないことから、部材などの劣化が進んでいる。16年度に改修工事に向け基本設計をとりまとめたものの、その後の計画立案や改修はストップ。

 17年策定の「公共施設等総合管理計画」では、市民文化ホールについて、「機能と利用実態を分析しながら、他の公共施設等との複合化や集約化を検討」するとしている。

 また、19年11月、民間事業者から、西武船橋店の跡地に整備する複合ビル内に、市民文化ホールを合築する開発計画について提案があったものの、市は、移設によるメリットが少ないと判断。移転に向けた検討を中止した経緯がある。

 市民文化ホール・中央公民館は1977年に竣工。構造・規模はSRC造地下1階・地上7階建て延べ1万0068平方m。敷地面積は4679平方m。収容人数は1000人。

 16年度の「船橋市中央公民館・市民文化ホール外壁・屋上防水及び特定天井その他改修工事基本設計委託」は、相和技術研究所・千葉事務所(習志野市)が担当した。

 一方、船橋アリーナは1993年竣工。建築後約30年を迎え、施設の老朽化に伴う大規模な改修工事が必要な状況になっている。構造・規模は、RC造ほか地下1階・地上3階建て延べ2万0031平方m。敷地面積は3万1776平方m。観客収容人数は4240席。

 美術館の整備については、京成船橋駅東地区再開発事業での複合施設への設置に向け、具体的な検討を進めていたが、再開発事業準備組合が解散したことや、適地が見つからないことから、建設を見送っている。

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