普通建設費が21億円 橋梁工の委託費など押上げ(23年度予算案 宮城県 白石市)

[2023/2/17 宮城版]
 白石市の山田裕一市長は16日、記者会見を開き、市議会2月定例会に提出する2023年度予算案を公表した。一般会計の総額は前年度比18.2%増の173億9345万円とする。このうち、普通建設事業費は前年度比約2.3倍、額にして9億3610万円プラスの大幅増となる21億4580万円を配分。橋梁長寿命化事業や仮称・白石中央スマートインターチェンジ(スマートIC)整備に関する事業費などが押し上げた。

 山田市長は会見で23年度について「白石にとって飛躍・発展するうえで重要な一年になる」と強調し、予算編成に際し、4月に開校する不登校特例学校の「白石きぼう学園」関連経費のほか、市立としてスタートする刈田綜合病院への負担・補助金、スマートICとその周辺整備事業費などへ重点的配分したことを明かした。

 予算を押し上げた要因の一つである橋梁長寿命化事業には、工事費委託費として10億6550万円を計上。JR東北本線の跨線橋となる「白石駅歩道橋」の修繕と、東北自動車道と国道4号をまたぐ「狐壇歩道橋」の撤去を委託する計画。工事の委託に向けてJR、NEXCOと協議を進めている。新年度予算には、併せて狐壇歩道橋の撤去工事委託費として期間を24年度とする限度額3億1900万円の債務負担も組んだ。

 スマートIC関連では、整備事業として計2億0586万円を配分。このうち工事費は8566万円、委託費が4760万円で、このほか用地購入費などを盛り込んだ。工事費は周辺とスマートICを結ぶアクセス道路の施工に充てる。

 道路関係では、市道改良整備事業で舗装修繕など10件に工事費7180万円を措置。街路事業には中河原白石沖線に工事費7517万円を付けた。これ以外では、老朽化施設の解体を順次進める方針で、旧いきいきプラザ(RC造延べ2758平方m)に1億9000万円、旧老人福祉センター施設に8300万円の工事費を盛り込んでいる。

 企業会計では、水道事業に配水施設整備の工事費として計2億4360万円を措置。送水管の敷設や老朽管の更新に充てる。下水道事業には内水浸水想定区域モデルや雨水管理方針の策定業務などの委託費として計5486万円を盛り込んでいる。

 市議会2月定例会は、20日に開会し、市は予算案など40議案を提出する。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.