ガイダンス施設発注へ 工事費約2.4億円追加(多賀城市)

[2023/3/29 宮城版]
 多賀城市は2023年度、特別史跡多賀城跡の復元整備事業に伴い、ガイダンス施設の建設工事を第1四半期に発注する見通し。設計がS造約200平方mでまとまったため、23年度一般会計補正予算案に工事費を新規に計上し、30日開会の市議会3月臨時会に提出する。工事費は1億5000万円の計上と同工事費に限度額9000万円の債務負担を設定する。
 補正では、施設建設工事費のほか、展示の実施設計費850万円を計上する。施設本体は第1半期に建設工事を発注。予定価格が1億5000万円を超えるため、市議会6月定例会に工事契約議案を提出する予定。工事期間は23~24年度の見込で、24年秋完成を目指す。
 ガイダンス施設は、中央公園6工区の一部敷地約900平方mに整備する。設計は相和技術研究所(本社・東京都品川区)が担当した。建物内には多賀城跡の歴史を紹介するモニターやパネルの設置、南門の復元に使用した部材などを展示を計画している。

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