新山で堆砂対策検討 本年度の漁港改良事業(宮城県 石巻市)

[2023/5/30 宮城版]
 石巻市は漁港施設改良事業で、本年度に小網倉漁港の船揚場新設工事や、泊漁港の西船揚場改良工事、長面漁港の土砂浚渫工事、小淵漁港の陸閘遠隔操作化システム工事などを発注する予定だ。新山漁港では港内に砂が溜まるようになってきているため、静穏度の解析検討に着手する考え。

 小網倉漁港は、延長30mの船揚場を新設する。本年度は測量設計業務をオリエンタルコンサルタンツ(東北支社・仙台市青葉区)に委託した。同業務で汀線測量や深浅測量、船揚場の基本設計と実施設計の作成などを行う。

 泊漁港は、地盤隆起によって西船揚場のコンクリート部分が海面に出てしまい、利用に支障が出ているため、これを取り払った上で新たにコンクリートを打設して斜路を築造する。

 改良の測量設計業務はテクノ東北(仙台市泉区)に委託した。対象延長は103m。

 長面漁港は、港内に土砂が溜まっているため、地元の利用者と協議した上で浚渫する。新山漁港も港外から回ってきた砂が港内に溜まるようになっているとの相談が寄せられているため、防波堤の近くで静穏度を解析し、対策を検討する。

 小淵漁港は、本年度に海岸保全施設の陸閘電動化工事、来年度に陸閘の遠隔操作化システム工事を発注する予定。電動化工事は昨年11月16日に一般競争入札を開札し、1社が参加したものの、不調に終わった。

 漁港施設改良事業ではこのほか、来年度に細々とした工事・業務もいくつか発注する見込み。

 市総合計画の実施計画(2023~25年度)では、同事業の23年度分に3億0210万円、24年度分に1億0500万円、25年度分に2億2120万円を充てている。実際には漁港の利用者とも相談した上で着手する内容を決める。

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