県庁舎再整備へ調査 建替や改修を比較検討(千葉県)

[2023/6/15 千葉版]
 千葉県は、県庁舎敷地内にある庁舎や議会棟の再整備に向けて、調査に乗り出す。本年度予算では新規事業として、1650万円を計上するとともに限度額3900万円の債務負担を設定。県資産経営課は、老朽化状況調査などの成果を踏まえ、建て替えや改修を比較検討し、2024年度までに整備方針をとりまとめる考えだ。

 千葉市中央区の県庁舎敷地内には、中庁舎、議会棟、南庁舎別館、南庁舎、本庁舎の5つの建物がある。このうち、中庁舎や南庁舎別館、議会棟は今後、建て替えや大規模改修の時期を迎えることから、建物全体の整備手法を検討するため、調査に着手する。

 本年度は、これらの施設の躯体、外壁、各種設備の老朽化の状況のほか、防災性能や環境性能などを調査する。その成果を踏まえ、24年度にかけて建物の配置場所や各庁舎の建て替え、改修のパターンを洗い出し、それぞれの費用対効果や機能、利便性などの観点から評価し、整備方針を検討する方針だ。

 既存施設の構造・規模は、中庁舎がSRC造地上10階地下1階建て延べ2万3532平方m、南庁舎別館がSRC造地上6階地下1階建て延べ7871平方m、議会棟がSRC造地上9階地下1階建て延べ1万0279平方m、南庁舎がSRC造地上10階地下1階建て延べ8525平方m、本庁舎がS造地上20階地下2階建て延べ3万3476平方m。

 中庁舎は、築60年が経過し、老朽化が著しくなっている。南庁舎別館も築57年が過ぎ、庁舎ではなく倉庫として使用している状況だ。このほか、県庁舎の敷地には、本庁舎や南庁舎、議会棟があり、今後10年から20年の間に建て替えや大規模改修が必要な時期を迎える。

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