ごみ中継施設 基本設計を委託へ 発注支援業務も(千葉県松戸市)

[2017/5/13 千葉版]
 千葉県松戸市廃棄物対策課は、ごみ中継施設基本設計業務について12日、制限付き一般競争入札の実施を公告した。発注支援業務を含めているもので、入札参加申請(電子入札システムによる)の期間は5月18日11時まで。同29日に開札して業務を委託し、早ければ30~31年度で建設する予定だ。

 同市では、クリーンセンターの稼動停止後、燃やせるごみを効率的に市外搬出するため、資源リサイクルセンター(松飛台286-15)の一部を解体して、ごみを積み替えるごみ中継施設を建設する計画でいる。

 これにあたって同業務(税抜き予定価格601万円)では、必要となる基本設計業務及び発注業務を円滑に行うための支援業務を行うもの。履行期間は30年3月30日までだが、概要報告書(概算工事費含む)に関しては、7月末までに提出することを求めている。

 主な参加資格は、市の資格者名簿に登載され、測量・コンサルタント部門の「土木:廃棄物」に登録をしていることなどで、地域要件は無い。過去10年以内に地方自治体または一部事務組合発注のゴミ中継施設の基本計画基本設計業務を履行した実績も求める。

 同課ではこのほか、現在は使用していない六和クリーンセンターについて解体するため、総額14億1000万円の継続費を29年度予算に設定した。30年度までの2カ年で炉などを解体撤去した跡地には、リサイクルプラザ(仮称)を建設することとしており、29年度で基本計画などを作成する。建設工事は31~32年度で行う計画。

 六和クリーンセンターは14年11月に廃止されており、[1]新炉(100t/24h×2基)[2]旧炉(75t/8h×1基)──の焼却施設がある。建屋の規模は[1]RC造3階建て延べ約2014平方m[2]RC2階建て延べ約1120平方m。ほかにRC造3階建て延べ約804平方mの管理棟がある。

 これらの解体工事と工事監理業務委託に設定された継続費の年割額は、29年度が5億6400万円、30年度が8億4600万円。解体工事は第1四半期に発注される予定。

 跡地に建設するリサイクルプラザについては、29年度で基本計画と基本設計をまとめるとともに、30年度までの2カ年継続事業として発注者支援業務を委託し、都市計画手続き関係、生活環境影響調査、PFI導入可能性調査などを進める。基本計画等業務については、15日に開札する一般競争入札で委託する。

 今回委託するごみ中継施設基本設計業務は、中継施設基本設計業務と発注支援業務で構成されており、主な業務の内容は次の通り。
〈中継施設基本設計業務〉
▽現地踏査・資料整理=地形・地質状況、周辺の土地利用状況、自然環境等を把握するために、計画予定地周辺の現地調査を行う。また、現地踏査の結果及び本業務を遂行するに当たって必要な基本情報や関連法令などの資料の整理を行う。
▽運営維持管理計画の検討=[1]事業運営方式の検討:施設の運営維持管理の方式について、公営方式、PFI事業との民活方式で行う場合について検討を行う[2]運転・維持管理計画の検討:運転維持管理要員計画及び運営維持管理上の必要な資格の整理を行う
▽設計条件の設定=[1]前提条件の設定:要求性能の確定、法令その他の関連制約条件の整理[2]設計方針の設定:設計理念の確定、仕様程度の設定
▽基本設計=土木、建築、機械設備、電気設備
▽事業スケジュール等の検討=事業に必要な調査、計画・設計、許認可等の手続きについて施設開始までの事業スケジュール等を作成する
〈発注支援業務〉
▽見積仕様書の作成及び工事費の設定=性能発注方式による発注仕様書の作成、整備事業費を算定することを目的として実施する[1]見積仕様書の作成[2]プラントメーカへの見積依頼と見積り設計図書の取得[3]見積設計図書の審査及び概算工事費の算出
▽発注仕様書等の作成=見積設計図書の比較検討結果に基づき、各メーカ独自の優れた技術は尊重しながらも、仕様の過不足、統一、改善、追加事項等を整理し、発注仕様書及び添付図面を作成する[1]発注仕様書の作成[2]添付資料の作成

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