宇都宮市補正 宮原運動公園が実施設計 LRT用地や測量で9.2億円

[2018/6/1 栃木版]
 宇都宮市は、一般会計に16億7714万円を追加する補正予算案を編成し、8日開会予定の定例市議会に提出する。当初からの総額は2234億7714万円。今回の補正では、土地区画整理事業において物件移転および物件移転に伴う鑑定評価の委託料などに予算を計上したほか、LRT整備推進事業に9億2490万円を配分。宮原運動公園では、公園整備の実施設計を行うとしている。

 建設関連では、小幡・清住土地区画整理事業に7171万円を計上。このうち約4000万円を、物件移転に伴う鑑定評価の委託料に充てる。公園緑地整備費には、4億2530万円を計上。このうち、八幡山公園東側において豪雨災害で被災した急傾斜地の対策工事に2000万円、32カ所の公園の遊具更新に9000万円を配分している。

 LRT整備推進費には、9億2490万円を計上した。新4号国道交差部の盛土に軌道を通過するアンダーパス整備のための国への負担金のほか、用地購入に事業費を充当。用地購入に伴う用地測量には、約1億8600万円を配分するとしている。

 体育施設等整備費では、宮原運動公園において、野球場を解体した跡地の整備で、2014万円を配分。暫定野球場を含む公園施設の整備に向けた実施設計に着手する。

 特別会計では、鶴田第2土地区画整理事業において、物件移転に伴う鑑定評価の委託料で4900万円、街区道路整備工事で1億円を配分。宇大東南部第2土地区画整理事業において、物件移転に伴う鑑定評価の委託料で2000万円、地下埋設物等の移設工事で500万円を配分。岡本駅西土地区画整理事業において、物件移転に伴う鑑定評価の委託料で2600万円、街区道路整備工事などで4200万円を配分する。

 建設関連予算は次の通り。(単位・万円)

《一般会計》

▽土木費=16億4788.2
 ○小幡・清住土地区画整理事業=7171
 ○公園緑地整備費=4億2530.8
 ○LRT整備推進費=9億2490

▽教育費=2926.6
 ○体育施設等整備費=2014.6

《特別会計》

▽鶴田第2土地区画整理事業=4億3800
▽宇大東南部第2土地区画整理事業=12億0098.6
▽岡本駅西土地区画整理事業=6億4300

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