東松島に第三工場 半導体関連/来年4月着工へ(サワ)

[2018/10/30 宮城版]
 半導体製造装置の部品加工・製造を手掛けるサワ(山梨県上野原市)は、東松島市の「ひびき工業団地」に第3工場を新築する。国から補助金の本申請が認められれば、来年4月に新築着工し、同11月の完成を目指す。同社は新築工事の施工者を選ぶため、3社と見積もり協議を開始した。
 第3工場は、3月26日に市から買い取った2カ所の用地のうち、1カ所に建設する。敷地面積は4196平方m。建物はS造で、3階建ての事務所棟と、平屋の工場棟を一体的に建設する。建築面積は1217平方m、延べ床面積が1844平方mの規模を計画している。
 市から購入したもう1カ所の用地は、敷地面積が2770平方mで、従業員の駐車場に利用する意向だ。
 建設事業費は、経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」(製造業等立地支援事業)を活用する。サワは同補助金の第8次公募で採択事業者に選ばれた。
 申請段階の事業費は8億5000万円程度を試算しており、今後に施工業者から見積もりなどを取って正式な事業費を確定させる。
 第3工場では、鉄、アルミ、ステンレスなどを加工し、半導体製造装置大手の東京エレクトロングループなどに供給する。工場の面積は第2工場の2倍弱と大きくなり、扱う部品も従来の手の平サイズから大口径化する考え。従業員は初年度で10人程度を採用し、最終的には5年間で50人程度まで増やす見込み。
 サワは大正12年4月の創業、昭和17年5月の設立。金属切削加工を主体とし、主に半導体製造装置部品を製造している。山梨県上野原市に本社工場があり、東松島市の「ひびき工業団地」に宮城工場の第1工場と第2工場を置いている。第2工場は今年4月24日に竣工した。

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