漁港復旧に工事費80億円 一般会計が18・3%増(石巻市 19年度予算案)

 石巻市は12日、19年度予算案を公表した。一般会計は前年度比18・3%増の1796億円を計上。復興公営住宅整備事業費や防災集団移転促進事業費などが減額する一方で、公共下水道復興事業に伴う下水道事業特別会計への繰出金が大幅に増加している。主な建設事業では、漁港施設の災害復旧工事費に80億4000万円を計上したほか、雄勝公民館と雄勝総合支所の災害復旧事業に計15億7000万円の2カ年継続費を組むなどした。
 一般会計の投資的経費は同5・6%減の594億3200万円。内訳は、補助事業が258億8300万円、単独事業が99億6800万円、国営事業負担金が4億7000万円、県営事業負担金が12億9200万円、災害復旧事業が218億1900万円。
 漁港施設の復旧工事は、市管理漁港の防潮堤や陸閘、樋管などが対象となる。
 雄勝公民館と雄勝総合支所の複合施設は、伊勢畑地区の半島拠点エリアに新築する。敷地面積は約3000平方m。建物はS造2階建て延べ約2284平方mの規模で、エレベーターや太陽光発電設備、蓄電池などを取り付ける。敷地内にはS造2階建て延べ約225平方mの倉庫も建てる。6~8月に工事発注し、20年末の完成を予定する。
 継続費の内訳は、公民館の19年度分が1億5980万円、20年度分が6億3920万円、支所の19年度分が1億5420万円、20年度分が6億1680万円。
 一般会計の継続費はこのほか、道路橋梁の災害復旧事業に51億4102万円、河南西中学校の水泳プール改築事業に2億9870万円、田道町一・蛇田新橋線の橋梁整備事業に4億4032万円を組んだ。いずれも19~20年度の2カ年分。
 継続費以外の工事費関係では、複合文化施設の工事費に30億0358万円、北上小学校の復旧工事費に24億8247万円、係留船舶集約施設(防災マリーナ)の工事費に14億1570万円、釜大街道線街路整備事業の工事費に13億8200万円、半島沿岸集落部の低平地整備工事費に13億5006万円、漁港海岸保全施設の工事費に10億5290万円を盛り込むなどした。
 委託費関係では、鎮守大橋整備事業(仮称)の県への工事委託費に21億9000万円、水産物供給基盤機能保全計画策定業務委託費に2億8800万円、一般廃棄物最終処分場建設事業の基本計画策定業務委託費に6567万円、総合計画策定業務委託費に2100万円と債務負担行為(20年度)で限度額800万円を充てるなどした。
 下水道事業特別会計では、公共下水道復興建設事業で日本下水道事業団への雨水排水ポンプ場整備事業委託費に516億0400万円、下水道施設災害復旧で調査設計等業務委託費に34億2500万円、公共下水道建設事業で公共下水道建設工事費に18億6600万円を盛り込むなどした。
 予算案は14日開会の市議会2月定例会に提出する。
石巻市31年度の主な会計別予算

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