発注準備委託でプロポ 医療センター建替の基本設計(船橋市)

[2019/3/9 千葉版]
 船橋市健康政策課は8日、建て替えを計画している市立医療センターの基本設計の発注を2020年度に控え、必要な諸条件を整理する「建替基本設計発注準備業務」の委託に向けて、プロポーザルの実施要領などを公表した。質問書を18日まで、応募書類は4月8日まで受け付けた上で、提案書は4月9~19日の提出を求め、1次審査(書類審査)を5月8日、2次審査(プレゼンテーション審査)を同15日に予定している。

 同業務で市は、提案限度額に2,250万円(税込み)を設定。履行期限は20年3月31日までにそれぞれ設定した。

 プロポーザルへの参加要件については、同市の「業務委託」または「測量・コンサルタント」の入札参加資格があり、09年4月以降に竣工した、一般病床が400床以上の病院の新築や改築に伴う基本設計または実施設計、コンストラクション・マネジメント(CM)業務を受注・完了した実績があることなどとした。

 審査に当たっては、履行実績や実施体制、提案内容、見積額、プレゼンテーションの内容などを総合評価。提案はこれまでの検討結果や基本構想、メディカルタウン構想の実現、重視すべき設計の考え方や工夫などといった、医療センターの建設に向けた同業務に対する考え方などをテーマにするとしている。

 今回の業務は、市立医療センターの建て替えに向けて、これまでの検討結果を踏まえ、新病院の設計与条件などを、専門的な技術・経験を踏まえて整理することで、20年度に予定している設計業務を効率的・効果的に進めるのが目的。

 業務では発注方式の検討支援をはじめ、設計与条件の整理や移転候補地の検討支援、概算事業費の作成、全体スケジュールの作成、基本設計に向けた課題の整理と対応策の提案などを委託する予定でいる。

 市では現在、市の中心部にも近い「海老川上流地区」に、医療・健康をテーマとする「ふなばしメディカルタウン構想」を掲げて、同地区の土地区画整理と並行させながら進行。建て替えが図られる医療センターは、高度救急機能の強化を図るその中核施設となるもので、市では敷地面積に約4万平方mを見込み、施設の延床面積として約5万平方mを想定している。

 病床の規模は500床とし、ヘリポートや院内保育所、900台程度の駐車場、救急ステーションなどを配置予定。概算事業費には418億円を見込んでいる。

 19年度に市は同発注準備業務と並行して「新しい市立医療センターのあり方に関する検討委員会」も引き続き併催。20年度に基本設計、20~21年度に実施設計を進めて21~23年度の建設工事と23年度中の開院を目指す。

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