下田処分場を建替へ 建築技術研で発注仕様書(千葉市)

[2019/9/19 千葉版]
 千葉市環境局廃棄物施設整備課は、4日に入札した一般競争入札で、若葉区谷当町にある下田最終処分場の浸出水処理施設の建て替えに向けた発注仕様書の作成業務を建設技術研究所(千葉事務所・千葉市中央区)に委託した。落札額は780万円(税抜き)。2018年度に基本設計を担当した日産技術コンサルタント(千葉事務所・千葉市中央区)は入札を辞退している。仕様書作成の履行期間は20年3月18日までで、20年度以降の工事発注に備える。
 市内から発生する一般廃棄物の処分場である下田最終処分場(若葉区谷当町580‐1)は、1997年3月に廃棄物の埋め立てを終了しているものの、処分場内から発生する浸出水の水質が、後も長期にわたって処理が必要であると想定される。

下田最終処分場の建替予定地

下田最終処分場の建替予定地


 一方で下田最終処分場の浸出水処理施設である塵芥汚水処理場は、稼働から40数年が経過して施設の老朽化が進んでおり、14年度に策定した市の「一般廃棄物処理施設整備計画」において、代替施設の建設が位置づけされている。
 その代替施設の整備に当たっては、現施設での水処理が中断できないことや、既存施設の敷地内では建て替えに必要な面積は確保できないことから、市は隣接地に新施設を建設することを決めた。
 今回の発注仕様書の作成業務では、18年度における基本設計での検討結果を踏まえて、工事発注に向けた塵芥汚水処理場を建て替えるに当たってのもので、基本設計をもとに現地踏査を実施するなどしてその内容を確認する。
 業務では併せて、建て替え工事に伴って必要となる導水管の切替工事や放流管の設置工事、前面の道路改修など周辺の整備工事、既存の農業用水管の撤去などの付帯工事の設計も行うとともに、上部に腐植土があることに伴う地盤改良の必要性の検討、基本設計でまとめた概略工程を参考にしての建設工期の設定、建設工事費の算出と財源、年次割などをまとめる。
 建て替えに伴う土質調査は18年度に当間地質(千葉市中央区)、測量は19年度にボーソーテック(千葉市若葉区)が履行するなどしている。

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