新桜保育所は延べ1296平方m規模 木造2階建て/公園跡地に新築 20年度早期着工(大河原町)

[2019/12/6 宮城版]
 大河原町は、移転建て替えする新桜保育所について木造2階建て延べ1296平方mの規模で設計を進めている。1階には事務室や0~2歳児の保育室、2階に3~5歳児の保育室、遊戯室などを配置する。今後、町民や保護者説明会へのなどを経て本年度内に実施設計を策定し、新年度早期に入札などの工事手続きを進め、着工を目指す。
 施設の概要は、5日の議員全員協議会で説明した。現在は実施設計に入っており、中間報告した形だ。設計業務はオオバ(東北支店・仙台市青葉区)が担当している。月内中には地区住民向けの説明会も予定する。
 現桜保育所は、南桜町5-6に1975年4月に開設。敷地面積は2157平方mで建物はS造平屋延べ約700平方mの規模。定員は120人となっている。開所から40年以上が経過し、老朽化が目立っている状況のため、建て替える。
 移転予定地は白石川に面した南桜町15にある南桜公園としており、都市計画変更の手続き中。現保育所の東側に位置しており、距離も約300m程度しか離れていない。
 敷地面積は3585平方mと十分な広さで、ここに木造2階建て延べ1296平方mの規模で新保育所を建設する計画だ。川側に園庭を配置し、中央に本体施設を建てる。駐車場や防災倉庫、プール置き場のスペースも確保する。
 施設1階は、ピロティ構造の玄関、職員の事務室・休憩室、給食関係の設備、0~2歳児の保育室、中央にエントランスホールを設ける。2階には保育室のほか、遊戯室、備蓄倉庫、バルコニーを配置する計画だ。
 19年度に実施設計を策定し、20年度当初予算で工事費を確保し早期の着工、21年度当初の開所を目指す。併せて保育所跡地に南桜公園を移転する計画のため、20年度に旧保育所の解体実施設計、21年度に公園整備工事を進める考え。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.