宇都宮市 一般が588、指名2件 LRT 橋梁、停留場、検修庫など

[2020/4/3 栃木版]
 宇都宮市は2日、発注予定工事(130万円超、上下水道局分を除く)を公表した。件数は590件で、災害復旧工事2件に指名競争入札、残り588件に制限付き一般競争入札を適用する。第1四半期は236件で、テクノポリスセンター地区新設小学校で外構や子どもの家建築等を予定。第2四半期は268件で、清原体育館改修工事や篠井小学校体育館長寿命化工事などを予定した。第3四半期は82件で、道路改良のほか、中央卸売市場で冷蔵施設新築や電気設備工事等を予定。第4四半期は4件で、宇大東南部第2土地区画整理事業の排水施設工などを予定している。
   =3~5面に590件の概要

 第1四半期236件の工種別内訳は、管65件、土木45件、舗装45件、電気29件、建築15件など。

 土木ではLRTに関連した道路整備などのほか、越戸川でバイパス築造工事3件を発注。建築は、屋板運動場でクラブハウス新築のほか、LRT関連で3カ所の停留場新築と電気設備も発注。このほか、車両基地検修庫の空調・電気設備・放送設備・火災報知設備工事を発注する。

 第2四半期268件の工種別内訳は、舗装93件、管40件、建築34件、土木29件、電気25件、土工・コンクリート14件などとなっている。

 土木では、道路改良や浸水被害の軽減を目的とした河川改修を主体に、八幡山公園の法面工4件を発注。建築では、明保小子どもの家の建築と電気に分離して発注(管は第3四半期)。テクノポリスセンター地区新設小の子どもの家は、2件の電気設備を発注する。

 第3四半期82件の工種別内訳は、土木20件、建築16件、管11件、電気11件、機械器具設置10件、舗装工事9件など。

 土木では、道路整備が中心で、今泉新町地内では八坂神社参道橋を施工。機械器具設置は、クリーンパーク茂原など清掃施設が中心。

 一般競争入札588件のうち、総合評価落札方式の案件は24件。第1四半期13件、第2四半期10件、第3四半期が1件。

 LRT関連では、架道橋・高架橋が中心。歩道橋整備は、清原工業団地内と道場宿町地内で実施する。清原体育館は、空調設置や電源設備および電灯LED化を発注。競輪場では、センタースタンドの空調を改修する。舗装修繕は10件を発注するほか、中央卸売市場の冷凍冷蔵用冷凍機を改修する。

 災害復旧工事の発注時期は第1四半期。市道20068号線と、新里町甲地区等の農地・農業施設の復旧とし、指名競争入札対象案件となっている。

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