21~24年度計画で年内申請(仙台市)

[2020/6/27 宮城版]
 仙台市は、松森工場(泉区松森)の基幹的設備改良事業に着手する方針を決めた。三菱重工業(東北支社・仙台市青葉区)のプラントで建設されたゴミ焼却施設で、環境省の交付金を活用し焼却炉など更新する。年内に国に循環型社会形成推進地域計画を申請する。計画期間は21~24年度の4カ年で、事業費は同事業を実施した葛岡工場の工事規模約90億円をやや上回る見通し。
 市は、3月策定の長寿命化計画を踏まえ、松森工場で大規模改良に着手する。事業は地域計画を申請し、環境大臣の承認を得て着手可能になるため、市は年内に地域計画を申請する。交付金は主要設備の改良や改良後の機能向上を見込む項目別に事業費の2分1から3分の1が交付される。
 市は、老朽化した焼却炉、給水設備や排水処理設備など、主要設備の更新を地域計画に盛り込む。計画期間は21~24年度。了承後は、21年度予算案に事業費を盛り込む。設計・工事は同年度着手を見込み、発注者が要求水準・性能を規定する性能発注方式で、三菱重工業との見積もり合せを想定している。
 松森工場以外のごみ焼却施設2施設はいずれも基幹的設備改良事業に着手しており、葛岡工場は15~18年度に基幹的改良事業を実施。プラントメーカー日立造船と随意契約し、併設する粗大ごみ処理施設の設備改良も併せて進めた。契約額は90億2000万円だった。
 松森工場に併設する松森資源化センターは19年度に設備改良工事に着手し、メタウォーターの施工で21年3月に完了する。今泉工場の工事は本年度完了を予定する。

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