執務環境計画をプロポ 7月17日まで参加受付(仙台市)

[2020/6/30 宮城版]
 仙台市は29日、市役所本庁舎の建て替えに伴い、新庁舎の執務環境計画検討業務の公募型プロポーザルを公告した。本体設計に向けた執務環境要求条件の整理や什器レイアウト作成などの業務で、7月17日まで申請を受け付ける。参加は市の入札参加登録者で単体に限定し、受注した場合は今後発注される本体設計に参加できない要件とした。9月上旬にヒアリングを行い、10月末に区定する。
 同業務では、基本設計に求められる職員の執務環境の条件整理や什器・事務機器のレイアウト、本体設計への反映内容などの検討と、職員の働き方意識情勢を支援する。執務環境の前提条件では想定の建築面積3万5200平方mのうち、行政機能の面積や設備・運用方法などの要求水準を示す。
 履行期限は25年11月30日までの約5カ年。執務環境の前提条件の業務は、21年8月ごろにまとめる。
 市は7月2日、本庁舎5階で説明会を開催する。質問は同8日から受け付け、同13日に回答する。参加表明は翌14日から17日まで受け付ける。参加は、単体企業に限定する。業務実績では、執務環境計画や職員の意識醸成支援(チェンジマネジメント)の実績があることなどを求める。
 プロポでは1次審査で業務実績や市内本店所在地などを審査し3者程度に絞る。技術提案は7月29日から8月21日まで、執務環境計画などテーマ3項目の考え方とその手法についての提案を受け付け、9月上旬の2次審査でヒアリングを行う。10月末までに事業者を特定する。
 新庁舎の基本設計は、公募型プロポーザル方式で8月以降の発注を見込んでいる。

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