分庁舎を大規模改修 耐震診断に着手へ(南房総市補正予算)

[2020/8/27 千葉版]
 南房総市の石井裕市長は26日、定例記者会見を開き、9月1日開会の市議会定例会に上程する一般会計補正予算案を発表した。追加する予算規模は4億9504万円で、補正後の総額を299億6870万円とする。丸山分庁舎と丸山公民館の長寿命化大規模改修に向けて耐震診断に着手する方針だ。会期は25日まで。

 この補正予算では、国による新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の第2次交付限度額の提示を受け、新しい生活様式を踏まえた社会環境の整備などについて、重点的に予算を配分している。

 耐震診断委託料として、丸山分庁舎に1257万円、丸山公民館に845万円をそれぞれ配分する。両施設は一体的な施設となっており、長寿命化大規模改修に向け、耐震診断に着手する方針だ。

 施設の構造・規模は、丸山分庁舎がRC造2階建て延べ1851平方m、丸山公民館がRC造2階建て延べ1675平方m。耐震診断の成果を踏まえ、2021年度に設計を進め、22年度の着工を目指す。

 道路新設改良事業では委託料900万円を計上。見通しが悪く未整備で危険な市道富浦1号線の富浦町深名地区で、交差点改良を実施するため、詳細設計業務を委託する予定だ。

 水産業競争力強化緊急施設整備事業補助金2045万円を補正。東安房漁業協同組合が整備する自動洗浄海水ろ過殺菌装置の導入経費に対して補助する方針だ。

 ごみ処理広域化事業では8666万円を計上。木更津、君津、富津、袖ケ浦、鴨川、南房総、鋸南の6市1町が共同で進めている第2期君津地域広域廃棄物処理事業について、株主間協定に基づく出資金のほか、アドバイザリー業務の増加に伴う構成市負担金を追加する。

 このほか、三芳農村環境改善センターのトイレ改修工事259万円や、防災マップ作成業務委託料273万円、GIGAスクール構想関連の情報機器などの設置設定業務委託料1463万円、購入費1億5085万円、介護施設等整備事業補助金2348万円、地域介護・福祉空間整備等施設整備事業補助金773万円などを盛り込んでいる。

 予算外議案では、附属機関設置条例の一部を改正する条例案を上程する。里見氏城跡岡本城跡の保存活用計画が策定されたことから、整備に向けた新たな機関として、市史跡里見氏城跡・岡本城跡整備検討委員会を設置する方針だ。

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