NJSで基本設計 中央浄化C 統合ポンプ場を整備へ(千葉市)

[2020/8/29 千葉版]
 千葉市は、中央処理区ポンプ場再構築基本設計業務をNJS(東京都港区)に委託した。一般競争入札で選定を進め、落札額は1億0333万円。予定価格は1億2398万円だった。ポンプ場の老朽化が著しいため、美浜区の中央浄化センターに、処理能力が毎秒3.1立方m規模の統合ポンプ場を整備する計画だ。

 同業務では、中央処理区のポンプ場の再構築に向け、中央浄化センター内の統合ポンプ場や主要な幹線、関連施設の建設・撤去工事を実施するため、必要な検討を進めていく。概算事業費なども算出し、基本設計図書をとりまとめる。履行期限は21年3月9日まで。

 中央処理区の新明、幸、黒砂、出洲4カ所のポンプ場については、建設後50年程度を経過し、施設の老朽化が著しいことから、中央浄化センター内に統合したポンプ場を新設する計画だ。

 合流式のポンプ場となり、処理能力は雨天時計画下水量で毎秒3.096立方mを想定。ポンプ場には管理本館機能を移転する方向で検討している。

 また、浄化センター場外にある新明、幸、黒砂のポンプ場3カ所は廃止・撤去し、自然流下で、会合点や中央浄化センターまで送水する構想となっている。

 統合ポンプ場の建設に伴い撤去する中央浄化センターの雨水滞水池の代替施設は、敷地内に同規模程度の施設を整備する計画。貯留容量は1万1800立方m規模を想定している。

 このほか浄化センター内では、既存の水処理施設(反応タンク2池、最終沈殿池2池)や最終沈殿池系電気室、管廊、分配槽を撤去するほか、返送汚泥ポンプ室を移設する計画となっている。

 廃止するポンプ場から自然流下で送水するため、管路の整備も進めていく。延長は約4.3kmで推進工法(中大口径)を採用する方針だ。特殊人孔6カ所の整備も計画している。

 市下水道管理部は、同業務の成果を踏まえ、2021年度に詳細設計を進めていく方針。事業期間は10年程度を見込んでいるという。

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