25年度の着工目指す DBO方式 次期ごみ処理施設(印西環境組合)

[2021/8/4 千葉版]
20210804c 県環境影響評価条例に基づき、仮称・印西クリーンセンター次期中間処理施設整備事業に関する事業計画概要書の縦覧が3日、県庁などで始まった。印西クリーンセンターの経年劣化が進んでいることから、印西地区環境整備事業組合が、DBO方式で印西市吉田地区に、新たな中間処理施設を整備する計画。2025年度の着工、28年度の供用開始を目指す。

 実施区域は、印西市吉田字馬込546番ほか。面積は約2万4000平方m。区域区分は市街化調整区域。用途地域の指定は無し。1日当たりの処理能力は、廃棄物焼却施設が約156t(78t×2炉)、資源化施設(リサイクルセンター)が1日当たり約10tを想定している。処理方式は、ストーカ方式。

 土地利用計画では、工場棟に6500平方m、構内道路・駐車場・防災調整池他に1万1500平方m、緑地に6000平方mを確保。敷地の中央部南寄りに工場棟を建設し、その周囲に駐車場、防災調整池などを配置する。

 余熱利用計画では、ごみの焼却過程で発生した熱を、蒸気・温水および電気として次期施設および地域振興策で利用する。電気は蒸気タービンと同期発電機で発電、余剰電力は売却する。

 工事工程では、24年度に設計および造成工事を進め、施設建設を25~27年度の3カ年、機器製作を25~26年度の2カ年で実施。試運転を経て28年度の稼働を目指す。

 この事業は、印西市、白井市、栄町の2市1町で構成する印西地区環境整備事業組合が進めているもので、建設予定地の用地取得は完了。19年度当初予算に、基本設計など3事業で総額3億5215万円の継続費を設定している。期間は19~23年度の5カ年。

 次期中間処理施設整備事業総合支援業務(基本設計および建設工事発注支援・長期責任型運営維持管理発注支援・環境評価調査)は、エックス都市研究所(東京都豊島区)が担当している。履行期限は24年3月末まで。

 また、同地区の地域振興については、約12.5haの地域振興策開発エリアに建築面積約5000平方mの複合施設やドームハウス、本格アスレチックや広場・花畑を整備、28年度の運営開始を目指す。

 総整備費は33億8100万円を概算。内訳は、用地取得費に4億9600万円、インフラ整備に2億5000万円、地域振興施設整備に23億5535万円。

 21年度以降に用地取得の事務手続きを開始。22~24年度に地質調査・測量、24年度に需要調査・市場調査を進め、25~26年度に基本・実施設計に着手。26~27年度に建設する。

 地域振興策の基本計画策定業務は、流通研究所(神奈川県厚木市)が担当した。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.