第四小学校を建て替え 基本計画策定の予算要求(我孫子市)

[2021/11/26 千葉版]20211126c

 我孫子市は、RC造校舎の更新第1号として、第四小学校の一部校舎の建て替えに着手する。担当課では、建物の配置や規模などを検討するため、2022年度当初予算案に、基本計画の策定業務委託料を要求していることがわかった。学校施設個別施設計画(20年3月)では、南側の4棟を24~26年度の3カ年で建て替える方針を提示。工事費として約9億円を概算している。

 第四小学校の敷地面積は1万4536平方m。総延床面積は7235平方m。教室数は、通常学級26室、特別支援8室の計34室。児童数は881人(5月現在)。

 建て替えを想定している校舎4棟の構造・階数は、RC造3階建て。延床面積は585平方m、756平方m、139平方m、1201平方mの計2681平方m。竣工年は3棟が1965年。1201平方mの1棟が1970年。

 学校施設個別施設計画では、第四小学校の校舎建替のほか、我孫子中学校や湖北台西小の長寿命化改修、並木小学校や第二小学校の中規模改修を計画している。

 我孫子中学校は、22年度にトイレのみを改修。長寿命化改修は計画よりも遅れる見通しだ。便所等改修工事設計業務は協和コンサルタンツが担当している。履行期限は今月30日まで。

 湖北台西小学校は、直近の児童数の推移を踏まえ、計画どおり24年度から長寿命化改修に着手するか検討を進めている。

 並木小学校は、23年度に中規模改修工事を実施する計画だったが、24年度に予定している我孫子第二小学校の老朽化による雨漏りが激しいことから、並木小学校と順番を入れ替え、22年度に我孫子第二小学校の中規模改修設計に着手する。

 学校施設個別施設計画では、設計・監理委託料を除く事業費として、長寿命化改修(24棟1万5895平方m)に約56億円、中規模改修(5棟1万0067平方m)に約8億円を見込んでいる。

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