新庁舎のプロポ公告 造成含む基本・実施設計 単体か設計JV対象(宮城県 気仙沼市)

 気仙沼市は1日、新庁舎建設基本・実施設計業務の公募型プロポーザルを公告した。庁舎新築の基本・実施設計と造成設計をまとめる業務で、委託限度額が税込3億2564万7000円。プロポは17日まで参加表明書を受け付ける。27日までに1次審査の結果を通知し、通過者から2022年2月14日まで技術提案書を受け付け、同3月上旬に2次審査を実施して結果を通知する。

 プロポの参加資格は、単体企業か3社以下の設計JV。単体とJVの代表者は▽市の資格者名簿に建築設計コンサルタントで登録されている▽一級建築士事務所の登録がある▽2011年4月1日以降に国か地方公共団体の延べ6000平方m以上の庁舎建設に係る基本設計と実施設計を元請でまとめた実績がある▽一般社団法人イニシアチブが実施するZEBプランナー登録業者である──ことなどが条件。

 このほか、JVを含む参加企業と協力会社のいずれかが「道路部門」かつ「都市計画および地方計画部門」に登録されていることや、2011年4月1日以降に国か地方公共団体が発注した建築物整備を目的とする2ha以上の開発行為を行う造成設計業務を元請で受注し完了した実績があることなどを求める。

 1次審査では参加資格要件を審査し、5社程度を2次審査の対象として選定する。2次審査では技術提案書の審査とヒアリングを行い、最優秀提案者と次点者を選ぶ。

 審査委員は学識経験者3人と市職員2人で構成。学識経験者は東北工業大学の石井敏教授、東北大学の丸谷浩明教授、早稲田大学の矢口哲也教授。

 基本・実施設計業務の履行期間は2024年6月28日までだが、場合によっては延長する可能性がある。業務別では基本設計が22年3月~23年3月、実施設計が23年4月~24年6月となる。

 委託限度額(税込)の内訳は、基本設計が7446万1000円、実施設計が1億7323万5000円、造成設計が7795万1000円。

 新庁舎は田中184の旧市立病院を解体撤去し、跡地に建設する。事業区域面積は約2.2ha。庁舎は4~6階建てで、延べ床面積に9000~1万平方m程度を想定。基本計画の段階では、新築工事費に約49億5000万円、外構工事費に約3億8100万円を試算している。ここに解体費や造成費は含まれていない。

 既存病院の解体工事は、来年2月中旬に一般競争入札を公告して発注する予定。2022年度から本格的に解体工事を進め、跡地の造成工事、新庁舎建設工事の順で施工し、26年度後半から27年度前半にかけての移転・供用開始を目指す。

 新庁舎建設の基本計画策定支援業務は梓設計(東北事務所・仙台市宮城野区)が担当した。今回のプロポを公告するに当たっては、基本・実施設計者選定支援業務をパシフィックコンサルタンツ(東北支社・仙台市青葉区)に委託している。

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