街区公園で設計費 当初予算案 寺子・飯倉線に2.4億円(阿見町)

[2022/2/5 茨城版]
 阿見町(千葉繁町長)は4日、22年度当初予算案の概要を発表した。一般会計総額は176億6200万円で、前年度当初の169億7900万円と比べると4%増の過去最大規模となった。主な事業では、曙地区での街区公園整備に詳細設計委託料を予算化するほか、寺子・飯倉線整備事業に2億2443万円を確保し、改良舗装工事を進めていく。

 一般会計の増額は、新型コロナウイルスへの対策や、庁舎維持管理費、阿見東部工業団地・阿見吉原地区企業誘致事業などの伸びによるもの。一方で、都市排水路整備事業や都市計画道路寺子・飯倉線整備事業の減額により、土木費は前年度比7%の減小となる。

 一般会計に占める普通建設事業費は12億2981万円。総合保健福祉会館維持管理費や中学校施設整備事業などが増額となる一方、保育施設整備事業の補助金や都市排水路整備事業などの減により、前年度当初比22.2%の減小となっている。

 特別会計と企業会計を含めた総額は317億0500万円で、水道事業や下水道事業など企業会計がいずれも減額となる一方、一般会計や社会福祉関連の特別会計の伸びにより、全体で前年度比1.7%の増額となった。

 主な事業のうち、公園緑地整備事業には2270万円の事業費を盛り込んだ。この事業は曙地区の都市計画道路西郷・大室線沿いに街区公園整備を整備するもので、面積は約7500平方mで計画。町民参加によるワークショップなどを開催しながら、4年間で1億9000万円を投じる。本年度はあい造園設計事務所(東京都杉並区)で基本設計に着手した。新年度は詳細設計などを行い、24年度の事業完了を目指す。

 都市計画道路寺子・飯倉線整備事業では事業費に2億2443万円を確保し、引き続き改良舗装工事を進める。寺子・飯倉線は、西側が14年5月に供用を開始した中郷寺子線と荒川沖寺子線の接続部から、東側の阿見東部工業団地付近までを結ぶ延長約1650m(幅員17m)で計画するもの。事業期間は15-24年度の10年間で、総事業費には約16億円を投じる。

 石川地区の県営土地改良事業では410万円を予算化し、25年度着工へ準備を進める。対象は石川上坪地区の約13ha(地権者26人)で、農地整備により担い手へ集積化し、収益性の向上を図る。21年度から土地利用意向調査や県による計画調査を行い、22年度も調査を進める。

 道路関係では道路橋梁維持補修事業費に3億6124万円を確保する。内訳は、道路の維持補修に7961万円、計画的な舗装修繕工事(7路線、延長2770m)に9295万円、交通安全施設の整備に8000万円など。道路新設改良事業では、3路線(延長490m)の舗装工事や、三区下の排水整備工事に総額1億1169万円の事業費を盛り込んだ。都市排水路整備事業には9442万円を確保し、富士団地内の雨水管改修設計や中央8丁目の排水路工事(延長250m)を行う。

 公共下水道(汚水)事業には5億2880万円を計上し、本年度と同様に荒川本郷地区や筑波南第一工業団地地区、筑見地区などで汚水管渠工事を行う。水道事業では、配水施設整備事業費に2億6619万円、老朽管布設替事業費に8498万円を予算化し、このうち、配水施設整備では上本郷など7地区で配水管の布設工事を進める。

 このほか、学校施設整備事業として、計3校(小学校1校、中学校1校)の体育館を避難所として整備するため、トイレの洋式化を行う。

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