5路線で予備設計着手 本年度の改良系市道整備(宮城県 気仙沼市)

[2022/5/26 宮城版]
 気仙沼市は、市道路整備計画(2021~26年度)に基づいて改良する20路線のうち、本年度は5路線の概略・予備設計に着手する。5路線を合わせた延長は3911m。改良工事は、用地買収の進捗状況や予算の確保状況を踏まえて着手する。改良対象の20路線については、遅くとも26年度までの事業着手を目指す。

 本年度に概略・予備設計業務を委託するのは▽津谷風越線他1路線▽片浜石甲線他2路線▽宿明戸線▽長畑開拓線他1路線▽宝ケ沢寺沢線──の主要5路線。いずれも改良でどの程度の幅員を確保するかは、設計業務の成果を踏まえ地元と協議して決める。

 津谷風越線ほか1路線は、本吉町津谷松岡地区他で延長139m区間を拡幅する計画。片浜石甲線他2路線は、赤岩杉ノ沢地区他で延長1480m区間を拡幅し、歩道を設ける。

 宿明戸線は、唐桑町馬場地区で延長270m区間に歩道を整備する。長畑開拓線他1路線は、本吉町野々下地区他で延長1160m区間を拡幅し、側溝を設ける。宝ケ沢寺沢線は、岩月宝ケ沢地区で延長862m区間を拡幅する計画になっている。

維持系事業は20路線の設計委託

 市道路整備計画では、26年度までに改良系事業のほか、維持系事業で20路線の舗装新設などに着手する予定。維持系事業に関しては、本年度に全20路線(延長8671m)の設計業務を委託する意向だ。

 整備内容の内訳は、面瀬川線など2路線がガードレールの設置、日向2号線ほか1路線が排水施設の維持と舗装新設、側溝の整備、田谷上田中線が水路の蓋がけ、本町舘山2号線が側溝の改修、津谷街裏線が法面の修復と転落防止柵の設置、中瀬松崎五駄鱈線が側溝の改修と舗装の新設、宝ケ沢7号線など13路線が舗装の新設となっている。

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