林業大学校を3分離 発注見通し 新規で195件を追加(県県土整備部)

[2022/5/27 栃木版]

 県県土整備部は27日、発注の見通しが立った5月期の建設工事(250万円超)を公表する。新たに追加した工事は195件で、このうち予定価格5000万円以上(20年度補正は1億円以上、一部3000万円以上で試行)の条件付き一般競争入札を宇都宮茂木線の芳賀市貝バイパス改良や不調となっていた県立足利高等学校新校校舎新築工事、県林業大学校(仮称)研修・研究棟ほか新築工事など計31件に適用する。このほかの164件は、指名競争入札で発注する。=発注見通しの詳細は県ホームページに掲載

 追加公表案件の土木事務所・課別内訳は、宇都宮土木22件(うち条件付き一般競争入札1件)、鹿沼土木22件(同1件)、日光土木19件(同2件)、真岡土木19件(同4件)、栃木土木23件(同7件)、矢板土木16件(同1件)、大田原土木16件(同5件)、烏山土木16件(同2件)安足土木20件、公園事務所18件、建築課4件(同4件)。下水道管理事務所と河川課、住宅課は今回、該当がなかった。

 宇都宮土木は、主要地方道宇都宮今市線大谷橋の橋梁上部工事を第3四半期に一般競争入札で発注し、約10カ月の工期で施工する。このほか、国道119号の道路改良工事や一級河川姿川の越流堤工事なども追加した。

 鹿沼土木は、県道下日向粟野線の八幡前の橋梁上部工工事を追加。プレテンション方式PC単純T桁橋延長22.4mの内容で、第3四半期に一般競争入札で発注し、約9カ月の工期で施工する。

 日光土木は、平町東町線外2路線の電線共同溝工事を2件に分割し、いずれも第2四半期に一般競争入札で発注する。その1工事、その2工事ともに電線共同溝60m、側溝工60m、路盤工300平方mの内容で、工期は約7カ月を予定する。

 真岡土木は、国道294号と国道121号、および主要地方道宇都宮茂木線の道路改良工事に一般競争入札を適用して、いずれも第2四半期に発注する。宇都宮茂木線の芳賀市貝バイパスは、2件に分割して発注する。

 栃木土木は、県道大戦防小山線の道路改良工事を3分割し、それぞれ第3四半期に一般競争入札で発注。県道小山都賀線の道路改良工事も、2分割して第2四半期に発注する。また、一級河川蓮花川の堤防強化工事や黒川(日光)の護岸工事も、第2四半期に一般競争入札で発注する。

 矢板土木は、県道花岡狭間田線の太田堀橋で、函渠建設工事を一般競争入札で発注する。プレキャストボックスカルバート延長44mの内容で、第2四半期に発注し約12カ月の工期で施工する。

 大田原土木は、主要地方道西那須野那須線の道路改良工事を2分割するほか、国道461号南金丸地内の道路改良工事、主要地方道大田原氏家線親園佐久山バイパスの橋梁下部工事、国道400号西赤田地内の浸透池設置工事に一般競争入札を適用する。国道461号は第1四半期、その他は第2四半期の発注を予定する。

 烏山土木は、国道294号の道路改良工事2件を一般競争入札で発注する。旭地内は側溝工400m、路盤工2000平方m、舗装工2000平方m、大桶下地内は路盤工1500平方m、舗装工1500平方m、側溝工100mの内容を予定する。

 安足土木は足利市で10件、佐野市で10件を追加した。足利市では一級河川袋川の堤防強化工事4件など、佐野市では一級河川秋山川の護岸工事3件や都計道3・4・1号前橋水戸線の仮橋設置工事などを追加している。

 公園事務所は、井頭公園のポンプやろ過装置などの更新工事、鬼怒グリーンパークの空調設備などの更新工事、中央公園の管理棟屋根防水工事、みかも山公園の階段ほかの更新工事などを追加している。

 建築課は、不調となった県立足利高等学校新校校舎新築工事を改めて第2四半期に一般競争入札で発注するほか、県林業大学校(仮称)に係る研修・研究棟ほか新築工事、電気設備工事、機械設備工事を追加。いずれも第2四半期に一般競争入札で発注する。

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